花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

トラブル発生!!

2016年05月01日 | 研究
チームの2年生が大切に育てている水中植物。
さまざまな外部装置が水槽の環境を維持しています!
おかげでまったく藻が発生せず、
きれいな水質を保てています。
ところがその装置に異常が発生しました。
植物の生育に影響もでそうな緊急事態の発生です。
作動しているのですが、なんだか浄化速度が低下しているのです。
さっそく2年男子総動員で原因を探り
すぐさま復旧させることができました。
確かに機械を使うととても効率が良く省力化もできますが、
このようなトラブルはつきもの。
したがって原発ではありませんが、
常に作動状態をチェックするとともに
トラブルはあるものだと心積もりしておくことが大切だと思います。
長い連休ですが、チェックのために出校しています。
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ケーキのイチゴはなぜ酸っぱい?

2016年05月01日 | 環境システム科
環境システム科が誇るイチゴの水耕栽培システム。
狭い面積でありながら、株数を確保できる立体型装置です。
ここで今年、新しい品種を育てることになりました。
品種名は「夏美」(なつみ)という四季成りイチゴです。
今までのイチゴは冬から春は施設で、初夏は露地で収穫されていました。
したがって真夏や秋はどうしても生産量が少なくなります。
それでも店頭ではイチゴショートを売っています。
支えているのは輸入品。
お菓子メーカーはなんと海外から輸入しているのです。
そんな問題を解決しようと誕生したのが四季成りイチゴ。
夏秋でも生産でき、日持ちも良いのが特徴です。
また四季成りイチゴの味はやや酸味が強い特性があります。
ケーキは甘く柔らかいものですが
食感や味のアクセントを楽しむために
ケーキ用のイチゴは固く酸味が強いものを使うのが常識らしいので
まさにこのイチゴはぴったりのようです。
そんなケーキ屋さんの救世主である四季成りイチゴを
環境システム科でも栽培することにしたのです。
そろそろ苗を装置に植え付けるようですが、
今年は長期間の収穫が見込まれ、
名農生の加工の学習にも使えそうです。
さてどんなお味なのか後日、食レポしたいと思います。
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