花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ウォーターシューズ?

2016年05月19日 | 研究
法光寺で蓮の苗を植え付けた彼女が履いていたのが
この青いウォーターシューズ。
泥の中に足を入れることになるので
素足では危険と考え使用しました。
しかしそもそもウォーターシューズは
海岸や岩場を歩くのに最適なもの。
さすがに泥の中では歩きにくかったようです。
昔は田植え用の地下足袋というのがありましたが
今はあまり目にしません!
プロのレンコン農家が収穫の際に着用するのは
胸までくる胴長と呼ばれる長くつ。
オーバーオールのようなものです。
そう考えると男子が着用した渓流釣用の長くつが
今回最も適したスタイルだったようです。
コメント

プロジェクトX!

2016年05月19日 | 研究
さて小さな池ではご覧のとおり女子も果敢に挑戦。
膝まで水に浸かりながら蓮の苗を泥の中に植え付けています!
このプロジェクトの主担当は彼女。
負けず嫌いで最後まであきらめません。
蓮の花を再び法光寺に咲かせようという熱い思いで
無事任務完了することができました。
ところで彼女が手に持っている赤いひもは何でしょう。
これはこれから数ヶ月間、水温の変化を記録するデータロガーを取り付けるもの。
水温、気温、湿度、光量子量などコンピュータを使った
さまざまな観測を行うあたりがいかにもチームらしいとは思いませんか。
科学的な切り口で歴史の風景再現に挑む頼もしい2年生はまさに地上に輝く星。
「プロジェクトX」の中島みゆきさんの歌が聞こえてきそうです。
おかげさまで予定した作業も約2時間かけて無事終了しました。
すっかり疲れて腹ぺこになったメンバーに
突然お寺からおにぎりやそうめんのサプライズ。
これには大喜びで、さっそく法光寺の庭で昼食パーティーとなりました。
きっと開祖の北条時頼様も喜んでいるかもしれません。
結果は夏。それまでドキドキの2年生です。
コメント

ミッションインコンプリート?

2016年05月19日 | 研究
チーム アクア フォトニクス ことフローラの2年生チーム!
南部町で最も有名な法光寺にやってきています。
お寺は池が3つあるのですが、ここは一番大きな池。
なんとメンバーの一人が腰まで浸かっています。
チームは法光寺にかつてのように蓮の花を咲かせようと
白華山再現プロジェクトに取り組んでおり、
この日は育ててきた苗を3つの池に植え付けに来ました。
大きな池は男子の担当。
釣用の腰まであるドライスーツを着ていますが
ご覧のように想像以上の深さに悪戦苦闘。
これには立ち会ってくださった和尚さん家族もびっくり。
残念ながら目指した任務を完璧にはクリアーできませんでした。
とはいっても最低限のことはできたので
なんとか希望をつなぐことができました。
さて次は小さな池で植え付けに挑戦です。
コメント

糠漬けじゃない!

2016年05月19日 | 研究
先週、チームの2年生が「法光寺」に集まりました。
法光寺は北条時頼が開いたといわれる曹洞宗の名刹で
「別格地」という称号を持つ格の高いお寺です。
そこで何やら糠漬けでも漬けているような2年生。
でも中に入っているのはダイコンではなく、蓮(ハス)の苗です。
昨年、チームは和尚様から池が濁るので
バイオエンジンを設置してほしいと相談を受けていました。
そこで昨年の秋に水質調査を行ったところ
汚れているどころか名久井岳から湧き出るきれいな水なのです。
濁る原因は池底が泥で、それが浮遊しているのが原因かもしれないと
報告したところ、あるお話をしてくださいました。
お寺は一般に◯◯山と山の名前がつきます。
法光寺では白華山、つまり「白華山法光寺」が正式名称です。
実はこの白い花とは蓮の花だったというのです。
法光寺にまつわる北条時頼氏のお話は有名で
以前、日本昔話としてテレビで紹介されたこともあります。
ところが開かれてから800年も経つうちに環境も変わり
今ではまったく蓮の花がなくなってしまったというのです。
そこでチームは何とか蓮の花を再びこの名刹に再現できないものかと
今年から取り組むことになったのです。
あの手この手で日本昔話の風景再現に挑みますが、これは鉢で咲かせる方法。
曹洞宗の本山である永平寺でも
このようにして咲かせているので真似てみました。
しかしこのプロジェクトのメイン活動はこれではありません。
それではご紹介しましょう。
コメント