花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

名久井農業高校の野菜苗販売2016

2016年05月03日 | 研究
温室の中に芽が出てきた植物があります。
これはウリ科のカボチャです。
チームの2年生が実験のため4月に播種しました!
しかし気温も低かったことからまだこんな状態です。
早く大きくなってもらいたいものです。
さて5月10日~11日の2日間、恒例の平成28年度名農野菜苗販売が行われます。
チームと違い、野菜の苗も順調に生育し
みなさんにお渡しできるところまできています。
今年も地元南部町や八戸市はもちろん、
もしかしたら岩手県からお客さんが来るかもしれません。
開始時間はいずれも朝9時から。
しかし終了時間は日によって違い、
10日は15時まで、11日は14時までとなっています。
販売を担当するのは名農生たち。
お店のようにてきぱきといかないかもしれませんが
販売実習という授業の一環で行っていることをご理解いただき
あたたかく見守ってもらえれば幸いです。
気になるのはお天気。
長期予報をチェックしてください。
また14日(土)は八戸市のポータルミュージアムはっちで
名農ファーマーズマーケットと称して
学校紹介と野菜や草花苗の販売を行います。
学校の様子がよくわかるので中学生のみなさんにも
ぜひ足を運んでもらいたいものです。
みなさんのご来場をお待ちしています。
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タデ食う虫も好き好き

2016年05月03日 | 
ご存知、タデ(蓼)のような苦味のあるものでも好んで食べる虫がいるように
人の好みはさまざまであるという言葉です。
さてこの大きな植物をご覧ください。
これは日本語では食用大黄(ショクヨウダイオウ)というタデ科の植物です。
草丈は1m以上になる大きなもので、このようにきれいな花など咲きません。
実はこの植物、なんと茎を刻んでジャムにするんです。
ジャムの名前は「ルバーブジャム」。
赤くて甘酸っぱい美味しいジャムなので食べた方も多いのではないでしょうか。
しかし煮詰める前は刈り取ってしまいたくなる巨大な雑草の姿をしています。
このルバーブ、茎がとても酸っぱいんです。
これが砂糖との相性が良いことからジャムになったといいます。
ヨーロッパではとても身近な食材のようですが
日本ではなかなか食べることはありません。
宿根草で何度刈り取ってもすぐ大きくなるので
ジャム好きにはたまらない植物だと思います。
放っておいても育つのでみなさんも栽培してみませんか!
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ワグネルポット

2016年05月03日 | 研究
白いポットから何やら発芽しています。
これはコカブ!
3年生男子が研究しているものです。
さてこの鉢をご覧下さい。
広角レンズのカメラだったbので上部より下部の方が
歪んで細く見えますが、実は同じ太さ。
プラスチック製の寸胴の鉢なのです。
これはワグネルポットという実験用栽培鉢で
1/5000aとか1/10000aというふうに
きちんとした大きさで出来ています。
肥料の試験などには欠かせないものですが
最近はめっきり見ることもなくなりました。
このポットも購入してもう10年ぐらい経ちますが、
ひと鉢数千円もするのでチームではいまだに現役。
大切につかっています。
ついつい新しい機器ばかり紹介していますが
こんな古い用具もメンバーの研究をサポートしています。
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