花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

開発者たちの暑い夏

2016年05月31日 | 研究
チームの本拠地である馴化温室の前に
ずらりと白くて大きな鉢が並びました。
これはフローラ関係者ならご存知、
昨年、水質浄化活動で使ったプラ鉢です。
懐かしの鉢を2年生がまた引っ張りだしました!
作ろうとしているのは水質浄化システムであるバイオエンジン。
吸水浄化力の高い草花「サンパチェンス」が
河川や池の水に溶け込んだ過剰養分を燃やす燃焼室。
そこに燃料をどんどん供給する硝化菌を過給器に見立て
全体をバイオエンジンと呼んでいるチームオリジナルの浄化システムです。
サンパチェンスだけの浄化力に頼るTYPE1、
過給器である硝化菌を供えたTYPE2の2つを開発し
場所によって使い分けています。
TYPE2の誕生によって圧倒的に窒素の浄化性能があがり
各地の池できれいな花と水辺を提供し話題となりましたが
開発者の目にはまだ改善点が見えています。
それがリン酸の浄化力。
水質浄化能力の高いホテイアオイでも苦手とする成分です。
それを2年生が新しい過給システムを加えることで
改善しようと今研究が始まりました。
まさにツインチャージャーです。
取り組んでいるのはTYPE2を開発した卒業生の弟。
そして成果が出るのは夏。
開発者の暑い夏がやってきます。
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ブルーベリーまもなく!?

2016年05月31日 | 研究
3年生のメンバーが研究しているブルーベリー。
小さな実がたくさんつきました。
これも実験材料ですが、もちろんブルーベリーは食べるためのもの。
実験に支障をきたさない程度に試食したいと
メンバーは考えています。
先日、久しぶりに温室の掃除を午前中行い、
出てきた段ボールなどのゴミをビニール袋に入れて
温室前に数時間放置していました。
午後一番で捨てようと思ったらびっくり。
袋がやぶけて荒らされているのです。
おそらくカラスの仕業ではないでしょうか。
食べ物など何も入っていないのにひどいものです。
これでは美味しいブルーベリーなんて
あっという間に食べられてしまいそう。
制空権を握っているカラス対チームフローラの地上軍。
いよいよブルーベリー戦争が始まりそうです。
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