花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

名久井農業高校花苗販売!

2016年05月17日 | 学校
草花温室が立ち並ぶ第2農場で面白いことを思いつきました。
緑の葉の中に鮮やかなツツジが花を咲かせていますが、
なんとなく地図に見えませんか。
花の塊が北アメリカやアフリカ、
ヨーロッパやオーストラリアの形に見えるのです。
昔、社会の授業でメルカトル図法というものを学びましたが
そんな地図に見えてしょうがないのです!
余計な花を上手に摘んで大陸を表現し、
ツツジで地球儀を作るというのはどうでしょう。
花を摘んだだけではトピアリーとはいわないと思いますが
第2農場のゴジラのトピアリー同様、楽しいとは思いませんか。
いつもならいたずらに走るチームですが、
今年は毎回作業に追われ、休みなく忙しい毎日。
誰かいたずらしてみませんか?
さて野菜苗が終わると今度は草花の苗が主役となります。
先日のはっちでも花苗を求める人であふれていました。
花壇苗は野菜のように販売日を決めていませんので
学校にお問い合わせ下さい。
なおこちらも数に限りがあるので売り切れの際はご容赦下さい。
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夢へのベースキャンプ

2016年05月17日 | 研究
奥に見えるのはかつての熱帯植物園。
バナナなどが栽培されていた特殊な大型ガラス温室です。
残念ながら今は燃料高騰のため、
熱帯植物は栽培されず、人が訪れることもありません。
左手は馴化温室!
本来はバイオテクノロジーで培養された洋ランなどの苗を
試験管から出し、外の環境にならすために一定期間栽培するための温室です。
しかし本校では洋ランの培養はここ数年は本格的に行っていません。
そこでチームがこの温室を借用し、光と植物の研究を行っています。
つまりここがチームフローラフォトニクスの本拠地。
さまざまな装置や材料がぎっちり詰まっています。
今年、この温室で研究に取り組んでいるのは3年生5名、2年生5名。
さらに頼もしい1年生のフローラJr.5名もここで活動しています。
取り組んでいるのはなんと12テーマ。
1年間で取り組むテーマとしては過去最多です。
なぜこんなに多いのでしょうか。
理由のひとつはチームはできるだけメンバーの進路に合わせてテーマを設定するから。
多様化が進んでいる今、テーマも様々生まれます。
さらに昨年で今まで取り組んできた大きな研究が一段落したこともあり
新たな研究に向かう時期となっています。
そのためいろいろなテーマを設定しながら予備実験をし
メインとなる研究を模索しようという思いもあります。
これだけのテーマに対してアドバイスするのは大変ですが
メンバーが目標を持てば自分で考え、きちんと管理できるのもの。
小さな温室に掲げられたテーマは彼らの夢の数でもあります。
気のせいか青空の下、2棟のガラス温室が輝いて見えます。
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