花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

なんでも鑑定団!

2019年01月10日 | 研究
大きなマグカップです。
チームフローラフォトニクスは今まで
いろいろなオリジナルグッズを製作してきましたが
マグカップを作ったことはありません。
ではいったいこれは何でしょう。
実は4年前の3年生、つまり環境システム科1回生のメンバー5名が
卒業する際に自分たちで作ったものなのです。
一見、チームが製作したオリジナルのように見えますが
違う証拠はいつも用いる正式フォントではないところ。
以前紹介した赤いファイルの字体と比べてみてください。
似ていますがちょっと細いんです。
さらに裏面には卒業した5名のメンバーの名前が刻まれています。
これもオリジナルではない証拠です。
しかし、ちゃんと「 I 」の文字が赤くなっていて
知らない人が見るとオリジナルグッズと勘違いしそうです。
さてこのカップの面白いのは卒業する彼らにチームが贈ったのではなく
卒業する彼らがチームに残していった記念品であるというところ。
環境システム科1回生が正式に立ち上げた研究といえば
サンパチェンスを活用したバイオエンジンという水質浄化研究。
硝化菌をビーズ化するなど今年度、ストックホルムで行われた
世界大会準グランプリのまさに基礎を作った人たちです。
2年間の活動がとても心に残ったのでしょう、
卒業する際にお礼の言葉と後輩へのメッセージともに
このマグカップがチームの温室に置かれてありました。
確かにチームオリジナルグッズではありませんが
これこそレアな嬉しいお宝だと思います。
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オリジナルグッズの意味

2019年01月10日 | 研究
先日、春には完全に明け渡す予定の馴化温室を整理していると
懐かしいクリアファイルが出てきました。
チームは今から6年ほど前にオリジナルのファイルを作りました。
農業クラブから毎年、記録簿はいただけるのですが
紙が厚くて使いにくいと以前からメンバーに不評でした。
またデータの記録だけならその記録簿でも我慢できるのですが
チームは秋から発表の旅に出かけます。
するといろいろな資料が配られるので
それを整理して収納するクリアファイルが必要と判断し
あえて自分たちで作ることにしたのです。
確か色は全部で6色あったはず。
その年ごとに色を決めてメンバーとJr.に配ったものです。
オリジナルといっても単にチーム名がプリントされているだけですが
チームの初代メンバーがこだわった
「I」の文字がLEDになっている正式ロゴになったものです。
オリジナルのチーム名を考える。そのロゴを作る。
そしてTシャツを作る。さらにファイルを作る。看板も立てる。
そういえばロゴ入りエプロンというユニークなグッズもありました。
これはすべてメンバーのモチベーションとチームへの帰属意識を高める工夫。
今までの課題研究ではありえなかった新しい研究スタイルにトライするには、
同じ方向を向いて協力し合う強いチームにすることが必要と考えたからです。
懐かしいチームファイルに刻まれたロゴ。
これぞアイデンティティーの象徴です。

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