花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

24時間戦えますか!!

2019年01月15日 | 研究
さていよいよ3学期がスタートしました。
研究活動を行う課題研究の授業も残るところ4回となりました。
本当であれば今までの活動をじっくり振り返りたいところですが
どうやらそんな暇はなさそうです。
というのも地元青森県の団体が行おうとしている
池の水質浄化の相談を受けることになり、今週にも打ち合わせが行われます。
共同研究という話もあるようですが、
メンバーがいないので期待に応えられないかもしれませんが、
最低でもアイデアだけでは提案したいと考えています。
また地元中学校から名農が取り組んでいる
研究を紹介してほしいとのオファーもあります。
年末に行われた校内研究発表会に校長先生がいらっしゃっており
中学生に見せたい発表を5テーマ、リストアップされたようです。
リストを見るとなんと4つがチームフローラの発表。
したがってこちらにも対応しなければなりません。
さらに校内発表会でいただいた大量のお肉を消費しなければなりません。
さすがに5名で8kgの肉を平らげるほどチームはフードファイターではありません。
そこで彼らの担任の先生にお願いして、環境システム科の3年生や
お世話になった先生とともに鍋を囲む計画を立てました。
なぜなら彼らの担任の先生は現役の相撲選手。
ちゃんこ鍋を作らせたら抜群だからです。
これ以外にも研究の概要をまとめた原稿の提出、
さらに2月に弟分であるバブルボーイズと出場する東京での発表会の準備、
そして1月下旬の学年末考査もあります。
「24時間戦えますか」は今では受け入れられないキャッチフレーズですが
最後のチームに求められているのは
まるでブラック企業のようなハードワーク。
インフルエンザなどひいている暇はありません。
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四つの正月

2019年01月15日 | その他
1月15日は昔だったら成人の日でしたが、
今は変わってしまったので、特別今日が何の日かなど気にしない人が多いと思います。
でも今も昔も1月15日は小正月。これは1月1日を大正月と呼んだことに由来します。
一般に松の内に忙しく働いたご婦人をねぎらうもので「女正月」とも呼ばれますが
年神様や先祖を迎えたり、今年の豊作を祈る行事なども盛んに行われます。
冷害で稲作が思うようにできなかったこともあり
特に青森県ではこのような豊作祈願の伝統行事が各地でさまざま行われます。
しかしよく考えるとこのような風習はそもそも旧暦で行われてきたもの。
したがって大正月も小正月も旧暦で行う地域があるのです。
中国でいう春節(新暦の2月5日)が旧暦の大正月。
ここであらためてお正月を祝うことはありませんが
この日に何らかの行事をする地域がまだあるのです。
そして今年の旧の小正月は新暦で2月19日。
八戸の冬の伝統芸能に「えんぶり」がありますが
この行事は今も旧暦の小正月で行われます。
このように新暦、旧暦それぞれに大正月と小正月があるので
新春の新聞は話題に事欠きません。
みなさんの地域はいつ、どのような行事を行いますか。
さて名久井農業高校は小正月である今日から3学期がスタート。
3学期は卒業式、入試など大事な行事ばかり。
生徒も職員も気合を入れて臨みます。

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