花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

名農半端ない

2019年01月21日 | 園芸科学科
久しぶりに園芸科学科の草花温室にやってきました。
昨年の暮れに名農祭の人気商品であるシクラメンから
サイネリアに主役が変わったのはご紹介しましたが
あれから1ケ月、ずいぶん大きくなりました。
こんもりとした緑の葉ですが、
中にはもう蕾をつけているものがあるかもしれません。
このサイネリアは名久井農業高校の卒業式でステージを飾る花。
ステージを花で飾る学校はありますが
名久井農業高校ほど半端なく多い花が並ぶ卒業式はそうありません。
その数、昨年は250鉢以上。
特設のひな壇を設置して、これでもかとステージを演出します。
この花のステージは生物活用の優れた例として
中学校の技術家庭科の教材にも紹介されているほどです。
昨年のステージの様子は3月6日に記事を載せているのでご覧ください。
これと同じ演出を一般の学校がやろうと思ったら
とんでもない予算が必要ですが
名農はすべて自分たちで作っているので問題ありません。
でも驚くのはまだあります。
3月1日の卒業式に合わせて花を満開にさせる農場の先生方の技術。
その日の気温状態から暖房や換気するなどきめ細かな管理技術は見事なものです。
まさにプロフェッショナル。
今年もその半端ない技を拝見したいと思います。
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ブラック&ホワイト

2019年01月21日 | 学校
北海道を爆弾低気圧が通った影響もあり
積雪ゼロの南部町にも薄っすらと雪が積もりました。
また昨日は一番寒いといわれる大寒でもありました。
とはいっても名久井農業高校の雪はこの程度。
日本海側に住む方に申し訳ないぐらいです。
一面雪に覆われたグラウンドは水墨画のように白と黒。
雪が音を吸音することもあって静かな世界です。
よく白黒写真や映画をモノクロームといいます。
これはフランス語の単色という意味。
英語ではそのままB&W(ブラック&ホワイト)といいます。
白黒じゃなくて黒白なんですね。
さて白黒写真は実際のところ、切り絵のような白と黒だけじゃなくて
グレーと呼ばれる濃淡、つまり階調があります。
この階調が豊かなほど自然で
しっとりとしたグラデーションを持つ写真になります。
この階調の豊かさはフィルムかデジタルかもありますが
やはりレンズの性能に一番左右されます。
ライカ、ツァイス、キャノン、ニッコール、ズイコーなど
優秀なレンズを作ることができるメーカーのカメラが
画質において高い評価を得ているもの納得です。
なお話題のファーウェイのスマートフォンはライカ、
Nokiaではツァイスレンズを使っている機種もあるそうです。
ちなみにこの写真は台湾製のレンズを使っているといわれるiPhoneです。
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