花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

根強い人気

2019年03月15日 | 研究
露地に植えたクリスマスローズです。
雪が溶けたら葉が見えてきました。ところがどうでしょう。
雪の重みですっかり茎は倒れ、葉は地面に這いつくばっています。
こんな状態で大丈夫なのか心配になります。
さて2月から3月上旬頃まで全国でクリスマスローズの展示会が開催されました。
東京はもちろん、滋賀、広島、山口、福岡と西日本でも盛んです。
10年前は日本中クリスマスローズの大ブームに湧きました。
ひと鉢何万円もするクリスマスローズが飛ぶように売れた時代です。
しかし草花はトレンドの世界に生きる生物。
今はブームも去り、本当の愛好者だけが残ったといわれます。
このクリスマスローズはチームフローラの初期メンバーたちが交配し種子から育てたもの。
文化祭でフローラガーデンハイブリッドとして
格安に地域の方にお分けし、毎年人気でした。
売れ残った株を露地に植えましたが、手入れなしでも毎年咲いてくれます。
現在はプロが育てた苗の価格もずいぶん安くなり、
購入しやすくなったので今がお求めのチャンス。
思ったより栽培が簡単なので挑戦してもらいたいものです。
このようにまだまだ人気のクリスマスローズですが
おそらく展示会で鑑賞されるのは温室育ち。
青森の露地で育てたものは、ご覧の通りまだ咲く気配がありません。
種類はオリエンタリス。おそらく開花は4月中〜下旬だと思われます。
春先、ヨーロッパの明るい森に咲くクリスマスローズ。
青森では原産地のような風景を見ることができます。


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春への階段

2019年03月15日 | 学校
いつもなら降る春の雪もなく
心配なく卒業式や入学試験を終えることができました。
このまま暖冬で春に突入すると思いきや
なんと5cmほどの雪が降りました。
春気分を楽しんでいたみなさん、これにはびっくりです。
しかし降るべき時にちゃんと降るというのはある意味、安心。
雪が降らないと夏、渇水になるかもしれないからです。
除雪車が出るほどではありませんが
湿った雪のため歩くのが大変だっと思います。
このように青森県南は三寒四温による
晴れの日と雪や雨の日を数日おきに繰り返しながら
ゆっくりと春への階段を登ってきます。
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