花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

花は誰のもの?

2019年03月06日 | 学校
花の誘導路を通って座席についた卒業生。
真正面には花いっぱいのステージが広がっています。
これで全て疑問は解決しました。
この花は壇上の来賓や後方の保護者のためではなく
当たり前ですが今日の主役である
卒業生のために作られているのです。
卒業式前の練習では寒さに弱い花は並べません。
また当日は練習がないので卒業生は
本番だけこの花を目にすることになります。
名農の卒業式は約1時間ちょっと。
母校で過ごした3年間から考えるとほんの一瞬です。
しかしこの瞬間を華やかに飾り、門出を祝おうと
名農は長年、花いっぱいのステージを作っているのです。
目の前に広がる花のステージと漂う芳香に包まれながら座っていると
「緑は心を育てる」という名農からのメッセージが思い出されます。
式が終わると卒業生は拍手の中を退場。
今度は誘導路が飛び立つ滑走路にかわります。
これが名久井農業高校名物、花の卒業式です。
非公開なのが残念。
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花の誘導路

2019年03月06日 | 学校
名農名物の花の卒業式。
200鉢以上のサイネリアで埋めたステージは
いったい誰のものかを検証しています。
残念ながら登壇する来賓の方からも
後方に着席された保護者の方々からもよく見えず、
驚くことにわざわざ来校された皆さんのために
設置されたものでないことがわかりました。
それではいったい誰のものでしょうか。
最後に残ったのは卒業生。
では彼らの視点から考えてみます。
控え室である第2体育館に集まっていた卒業生は
時間になると会場である第1体育館前に移動します。
そして音楽とともに扉が開き入場。
体育館に入った彼らの目の前にあらわれるのがこの花の道。
写真は入場口の反対側から撮影していますが
華やかに晴れの舞台へと誘導しているのがわかります。
まさに卒業生を席まで案内する花の誘導路です。
これは今年初めて設置されました。
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