花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

フローラの結論

2019年03月30日 | 研究
ポスター発表会に出場して今年で10年目。
当時の名久井農業高校生と変わってきたのは「質問力」だけではありません。
これは大会後の交流会ですが、何やらみんな楽しそうです。
恥ずかしがり屋の名農生。昔はいつも会場の端っこに仲間だけで集まっていましたが
今はご覧の通り、積極的に交流できるようになりました。
あとで聞いてみると新潟と沖縄の高校生らしく
笑い合いながらとても有意義な時間を過ごせたようです。
引っ込み思案はそう簡単に変わるものではありませんが、
精一杯チャレンジを続ければいつしか自信となります。
そしてやればできるという自信は、必ず新しい自分に出会わせてくれます。
フローラは名農生をチャレンジの旅の入り口までは連れて行けますが
そこから先に進むかどうかを決めるのは個々の意志。
一歩踏み出す小さな勇気と覚悟が必要となります。
フローラはいろいろな成果をあげることができましたが、
つまりこれは全て歴代メンバーの勇気の結晶なのです。
「チャレンジするのは面白いこと」
「怖がらずに一歩踏み出せば何かが変わる」
これが10年、フローラが体を張って得た結論です。
長い間、フローラの実験にご参加くださったメンバーのみなさん、
そしてご支援いただいた関係者のみなさん、ありがとうございました。
明日をもってTEAM FLORA PHOTONICS は解散となります。
安室奈美恵さんとイチローさんの引退、そして最後の平成という話題が今後出るたびに
フローラもこの年で解散したことを思い出していただければ幸いです。
そしてこれからも青森県立名久井農業高等学校の応援よろしくお願いいたします。
研究班の今後は?びっくりするニュースがあるので明日またご報告いたします。
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質問力

2019年03月30日 | 研究
さて東京の高校生ポスター発表会に参加した環境システム科のバブルボーイズ。
研究はまだ途中段階ですが、臆せず専門家の先生方と討論していました。
どうやらいいアドバイスをいっぱいいただいたようで、これからが楽しみです。
さて2009年、フローラが初めて学会に参加してから10年経ちますが
この間で名農生はずいぶん変わってきたような気がします。
そのひとつがこの光景。説明しているのは他校生。
説明を聞いて、それに質問しているのがバブルボーイズです。
自信がなく人前で話せない名農生をなんとかしたいと立ち上げたフローラ。
結成当時はポスターの前に立ち説明するのがやっとでした。
しかし案ずるより産むが易し。何度も繰り返していると、
すぐに物怖じせずに堂々と説明できるようになりました。
また嬉しいことに数年経つと自分の意見もきちんといえるようになり
ディスカッションも楽しめるようになっていきました。
一方的ですが「説明できる」から「人の意見を聞いて自分の考えを述べられる」と
ゆっくりですが着実に成長しているのです。
ところが最近、他の研究に対して質問する姿を目にするようになりました。
浮かんだ疑問を自分の言葉で積極的に相手に伝えられることは
今大切だといわれる「質問力」が育っている証拠。
自ら考え、研究をさらに発展させていく力も徐々に身につき始めています。
このように確実に名農生はステージアップしているようです。




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