花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ユニフォームで辿るフローラの歩み 2018 その2

2019年03月27日 | 研究
チーム最後の2018年は2つのユニフォームができました。
キャプテンサンタというメーカーがチームのための製作してくれたもので
FLORA JAPAN という大きなロゴが胸にプリントされています。
こちらは大会や遠征でくつろぐ時に着用されましたが
新聞などで取材を受ける際もよく登場しました。これには理由があります。
実はスウェーデンカラーのTEAM JAPANのシャツはバックプリント。
したがって記念写真を撮ると写らないのです。
これは残念とあえてメンバーだけに
胸にプリントしたTシャツを用意したというわけです。
さて夏休みも終わろうとしていた2018年8月20日頃、
フローラは初めて先輩方に対する発表会を企画しました。
今年は国際大会に2名、観光甲子園に2名+Jr.、
そして農業クラブ東北大会と日本土壌肥料学会に1名+Jr.と
まったく同じ時期に3つの大会に出場することになったフローラ。
それぞれが緊張と戦っているので、度胸試しも兼ねて先輩方が発表を聞いてくださったのです。
もちろん働いている先輩が多いので夕方からのスタートとなりましたが
集まったOBOGは25名を越しました。
フローラを立ち上げた初代メンバー、震災に立ち上がったメンバー、
バイオエンジンを進化させてきた新生フローラの歴代のバイオエンジニアたち。
3年生にとっては、みんな噂には聞いていたレジェンドばかりです。
フローラが今年で解散するということもあり
彼らの姿を自分の高校時代に重ねて懐かしく聞いてくださったようです。
先輩が後輩の指導をするというフローラの流儀は卒業しても残っていました。
その際もこのフローラ最後となったJAPAN FLORAのシャツは活躍してくれました。
以上が歴代のユニフォーム。チームの歩みがよくわかって面白いものです。
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ユニフォームで辿るフローラの歩み 2018

2019年03月27日 | 研究
2009年に結成されたチームフローラフォトニクス。
結成時からのユニフォームを紹介しながら
活動を振り返ってきましたが、いよいよ最後の年となりました。
今年度、つまり平成最後の年である平成30年の春は
2度目のストックホルム行きが決定したため慌ただしく始まりました。
それもそのはず、バイオエンジンの本体を今までのサンパチェンスから
インゲンマメとトウモロコシという普通作物(食用作物)に変更し
安全な水の確保に加えて世界の食糧問題解決にも貢献できる
技術開発を目指すことになったからです。
またバイオエンジンという名称は誤解を生じそうなので国際大会では使わないことにしました。
名久井農業高校ではその年の最初に今後の予定を3年生が披露する計画発表会が行われます。
最後の年は水質浄化一本で行くことを決めていたフローラ、
計画発表会だけは慣れ親しんだバイオエンジンの名称を使い全校生徒に説明しています。
2014年はTYPE1、2015年はTYPEⅡ、2017年はTYPEⅢと進化してきたバイオエンジン。
最後の発表会で用いたのは名称はBIO-ENGIN TYPE W。for World のWです。
世界を目指し覚悟を決めて立ち上がった5名のメンバーが着用したユニフォームがこれ。
なんと懐かしの2012年と同じデザインです。
2012年の初出場では残念ながら入賞できず、ストックホルムに忘れ物をしてきたフローラ。
先輩方の悔しい思いも力にしようと考え、懐かしのデザイン復活となりました。
ただ2012年と違うところが2つあります。
ひとつはブルーとイエローというスウェーデンカラーにしたこと。
もうひとつはチーム名の最後にFINALという言葉がついていること。
今年度をもって10年間の活動に終止符を打つことを決めていたフローラ。
火事場の馬鹿力じゃないけれど、これで最後と公言することで
メンバーのもっている力を引き出そうという作戦です。
実験場所となったガラス温室は時には35℃を超えます。
北国の青森で遠く離れた熱帯地方を想像するのは難しいことですが
この高温のおかげで嫌でも途上国をイメージできたのではないでしょうか。
夜洗濯しても翌朝には乾くドライ素材。これにも助けられました。
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