花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ウメより早く咲くサクラ

2019年03月16日 | 学校
先日は青森県高校入試の合格発表。
あいにくの雪模様でしたが
朝から卒業したばかりの中学3年生が
合格者を張り出した掲示板を見ようと集まっていました。
それにしてもこの突然の雪には驚きました。
保護者の方も中学校の先生方も大変だったと思います。
皆さんお疲れ様でした。
合格することをよく「さくら咲く」と表現しますが
名農はサクラどころか、まだウメも咲いていません。
さらに今年はこのように雪の中での合格発表となりました。
ところで春の名久井農業高校といえばご存知、野菜苗販売。
毎年5月連休明けに2日間だけ行われますが
地元はもちろん、周辺の市町村や
岩手県からも苗を購入しにやってきます。
実はその苗、もう学校では育苗が始まっています。
まだ雪の中ですが、農場ではすでに播種され
大事に管理されて、やっと皆さんのところに届く苗となるのです。
農場には一足早く春がきています。
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せんべい

2019年03月16日 | 
先日、おせんべいの「味しらべ」をいただきました。
岩塚製菓の「味しらべ」は亀田製菓の「ハッピーターン」と並ぶ
日本を代表するロングセラーのおせんべいです。
どちらも米どころ、新潟の会社ですが
この味しらべにはなんと五農米と記されています。
どうやら青森県の五所川原農林高校さんのお米を使っているようです。
津軽は青天の霹靂を代表とする美味しいお米の産地。
もちろんこの味しらべも美味しくいただきました。
このように全国的におせんべいといえばお米で作るもので
材料は私たちが日頃食べているご飯と同じ「うるち米」です。
ところがせんべいによく似たお菓子にあられ、おかきがあります。
こちらの原料は同じお米でも「もち米」。
大きいものをおかき、小さいものをあられと分類しているそうです。
ところが青森県でせんべいといえば、小麦が原料の「南部せんべい」。
冷涼な気候のためお米がとれなかった太平洋側の南部地域は寒さに強い作物が主体。
そば、あわ、ひえ、イモ、エゴマ、小麦などを主食にしていたため
郷土料理もみんな雑穀が原料です。
そんな雑穀文化の中で生まれたのが小麦を使った南部せんべいなのです。
さて津軽に行くと「津軽せんべい」なるものが販売されています。
こちらも南部せんべい同様、小麦のせんべい。
津軽は南部と違ってお米がたくさんとれたはずなのに
なぜ小麦のせんべいなのでしょうか。
その理由はまだわかりません。
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