花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

いち抜けた

2021年08月02日 | 研究
夏休みに入ってもう10日ほど経ちました。
1学期の終業式の前に行われるのが賞状伝達。
運動部や農業クラブでいただいた賞状を全校生徒に披露するのです。
ここにある3つの賞状は環境班がいただいたもの。
研究は4月に始まったばかりで、まだまとめも行われてないのに不思議です。
実はこの受賞対象は環境班のあるメンバーが昨年のJr.時代に
トレジャーハンターズのアドバイスを受けながら取り組んだ研究。
昨年の活動が年度を越して認められたのです。
活動を始めたばかりなのに賞状をいただけるとは上出来。
これからの励みになるはずです。
ところで課題研究は授業なので夏休みでも出校することになっています。
いろいろな内容が計画されていますが、メインは今週行われる研究のまとめ。
しかしチームは一人一研究のため6名全員集まったら収拾がつきません。
そこで3グループに分かれて行われる予定です。
9月には学会主催のオンライン発表会に出場するので
まとめるにはちょうどいい時期かもしれません。
さて皆さん、もうお分かりですか?
まとめるということは研究が終わったという意味です。
4月にジェットスタートを切った環境班。
名農にはたくさん研究チームがあり調査に取り組んでいますが
今年も環境班がいち抜けです。
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豊作の予感

2021年08月02日 | 学校
この小さな赤い実をつけている植物はなんでしょう。
果実の大きさは5mm程度と極小です。
これがリンゴンベリー。日本でいうコケモモです。
フローラは今まで、研究発表のため2度もスウエーデンに行ったことがあります。
そこで食べるスウェーデン料理に必ず添えられていたのがリンゴンベリー。
ジャムやソースでいただきました。甘酸っぱくてとても美味しいのですが
日本ではまだ一度もお目にかかったことはありません。
それはどうしてでしょう。
今年は豊作の予感がするリンゴンベリーですが
あまりにも果実が小さく、これを加工するため鍋いっぱい集めるとなると
とんでもない数のリンゴンベリーの樹が必要となります。
またそもそも北欧の野山に自生しているというリンゴンベリー。
広い野山を散策しながらブルーベリーやキノコなどと一緒に収穫するのだそうですが
日本では富士山や青森県の岩木山など高山に自生するだけ。
地域そのものが冷涼な北欧と違い、温暖な日本で
高山植物の畑を作ること自体、無理があるのかもしれません。
そんなことで食べてみたい方はインターネットで
輸入加工品が手に入るようなので、ぜひトライしてください。
ところでツルコケモモ という植物がありますが、こちらはクランベリー。
コケモモのリンゴンベリーとは別の植物です。
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