花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

寒いんですけど

2021年08月15日 | 学校
このところの長雨の影響なのか、気温が上昇しません。
昨日なんか朝8時の気温が15度。ストーブが欲しくなります。
この地域は昔からお盆が終わると秋風が吹いてきますが
今年はお盆前から吹いているようで、どうしたものでしょう。
さてご覧ください。スイカです。
夏の代名詞といっても過言ではないスイカですが
小さな葉がたくさんついている姿が印象的です。
しかしこれは1枚の葉。葉には葉脈がありますが
その葉脈部分だけに葉をつけるのです。
ではなぜ大きな葉をつけないのでしょうか。
理由は葉からの蒸散を防ぐため。
水分が体から失われないよう葉をちょっぴりしかつけないのです。
するとまたまた疑問が生まれませんか。
そうです。なぜ蒸散をおさえる必要があるのでしょうか。
実はスイカの原産地はアフリカ南部。それもカラハリ砂漠。
灼熱の環境において水の保持は死活問題なのです。
光合成量よりも水が大切なんですね。
同じ理由でサボテンは葉を針に変え、
スイカは葉脈沿いにだけに極わずかの葉をつける。
どちらも個性的な優れたデザインだとは思いませんか。
できれば砂漠に自生する野生のスイカをこの目で見てみたいものです。
それはともあれこの寒さ、スイカはもう食べたくありません。
ちなみにチームがかつて夏休み明けに訪れたストックホルムの
この1週間の気温は最高21度、最低13度前後。
涼しいところかもっと寒いようです。
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ちから水

2021年08月15日 | 研究
ボランティアの大会で発表するため練習しているフローラハンターズ。
発表はできますが、質疑応答は初めて。みんなドキドキです。
そんな怯えるフローラハンターズに「ちから水」をつけようと
レジェンドがやってきました。なんと昨年世界グランプリを受賞した
トレジャーハンターズのリーダーです。グランプリを受賞した相方は
社会人としてもう仕事をしているので、平日の来校は無理。
そんなことからリーダーが一人で差し入れを持ってきてくださいました。
「緊張はする。しかし本番を想定して練習を続ければ乗り越えられる」
修羅場を乗り越えてきたレジェンドのアドバイスは心に響きます。
これにはみんな頷いていました。
ところでこの大会のエントリー名は、フローラハンターズではなく
「環境班ハンターズ」。なぜなら発表するのは先輩の活動が半分、
そして自分たちの活動が半分。そこで両チームの共通ネームである
ハンターズを名乗ったのです。17日は本大会。
成果を競うコンペと違い、交流が目的の大会なので
思う存分楽しんでほしいものです。
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