花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

お世話になりました

2021年08月05日 | 研究
馴化温室脇の大鉢のブルーベリー。
チームフローラフォトニクスやトレジャーハンターズが
肥料やピートモスを与えながら大切に管理してきました。
その甲斐あって今年も豊作。フローラハンターズによって
収穫販売され、微々たる活動費を確保することができました。
そんなブルーベリーの現在の姿です。
小さなもの以外は収穫され、もう食べる果実はほぼありません。
今年もお世話になりました。
さてこの後、ブルーベリーはどう管理すれば良いでしょうか。
実は最後の追肥を行わなければなりません。
時期は9月〜10月頃。収穫する果実がないのになぜ追肥をするのでしょう。
それは来年のため。たくさんの果実を私たちに恵んでくれた樹はもうヘトヘト。
すっかり体力が失われています。来年もまた立派な果実をつけてもらうには
ここでたっぷり栄養を吸収してもらう必要があります。
この最後の追肥を農家は「お礼肥」(おれいごえ)といいます。
自然に感謝するなかなか素敵な言葉です。
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溶けちゃいそう

2021年08月05日 | 研究
8月になり毎日のように30度を越す気温になっている南部町。
お隣の三戸町は名久井岳などの山に囲まれた盆地のため
35度という猛暑もすでに記録しています。
ここは馴化温室内の乾燥地を想定した実験を行う区画。
24時間窓を開けないので、日中はものすごい暑さになっています。
そこで気になるのが自動灌水装置。
暑さで溶けたり変形してしまわないか心配なのです。
この装置は決められた時間に決められた水量で灌水してくれる優れもの。
このような装置は小型のタイプがいろいろ市販されていますが
このパナソニック製は水タンクが18Lもあるので
1週間に1〜2回だけの水補充で済むのでとても便利です。
チームはフローラ時代から愛用していて2台も所有しています。
今年はその2台をフル活用。5月から休む間もなくずっと稼働させています。
しかし残念ながらだいぶ前に生産終了。今では中古品しか手に入りません。
これだけ便利な装置は今はないので中古でも高く、
チームはまだ市販されていた時に1万4千円程度で購入しましたが
今ではインターネットで1台6万円〜10万円もしています。
それだけ人気の灌水装置なのです。
メンバーはシルバーのウレタンで装置を被覆。
なんとか暑さを凌いでほしいものです。
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