花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

夏の顔をした秋の人

2021年08月23日 | 学校
長い夏休みも終わり、名久井農業高校では今日から2学期が始まります。
この夏は前半までがものすごい暑さでしたが、
しかし全国で豪雨被害が続出したお盆あたりから
気温が上がらなくなってきました。
それどころか雨のせいもあって朝夕は18度前後と肌寒い感じ。
夏風邪でもひいたら大変だと心配していましたが
なんとかメンバーともども、もちこたえたようです。
課題研究は明日から再開。とはいっても毎週顔を合わせていたので
久しぶりという感じはしませんが。
今週はまた暑さが戻ってくるという予報ですが
もう30度を超える日はありません。
なぜならこの地域はお盆が過ぎると秋の風が吹き始めるからです。
ときどき暑い日も来ますが、夏の顔は表向きだけ。
もう秋の人に変わっています。
さて名農の2学期は、9月に3年生の就職試験開始、
10月は2年生の就業体験や文化祭などビッグイベントばかり。
コロナでどうなるのか先行きが見通せませんが
フットワークを軽くして臨機応変に対応していきたいと思います。
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やられたらやり返す

2021年08月23日 | 研究
ここにあるのは英語の副教材。
先日、ハンターズ事務所に届きました。
表紙を見るとSGDs特集。このところ急に注目度が上がっている
SDGsの取り組みを学びながら、英語を覚えようという企画です。
パッと目に飛び込んできたのはアフガニスタンで
多大な貢献をされた故中村哲氏の取り組み。
「100の診療所より1本の用水路」という考えは
環境研究班の活動にもつながるため、とても共感できます。
さてこの開いたページをご覧ください。
なんとアフリカの図と"Tataki"という文字が目に飛び込んできます。
そうです。昨年、青少年の水の国際大会でグランプリを受賞した
トレジャーハンターズの活動も大きく取り上げられているのです。
このお話がきたのは今年の春。もう彼らが卒業した後でした。
今までも英語の教材には「白いリンゴ」が掲載されたこともあり
今回も承諾。やっと完成しましたと出版社から送られてきたのです。
名農で採用されるかわかりませんが、こんな形で途上国の抱える問題や
それに対する高校生のチャレンジとその意義を
広く全国に知っていただければこれだって環境への取り組み。
立派なSDGsに貢献する活動だと思います。
先日、ボランティアの全国大会で受賞し、
先輩を超えたと喜んでいたフローラハンターズですが、三日天下。
トレジャーハンターズにすぐ追い抜かれてしまいました。
やられたらやり返す。
実体のないレジェンドの倍返しです。
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