花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

エネルギー充填120%

2021年08月04日 | 研究
先週、7月下旬のフローラハンターズ。
夏休み中とはいえ、課題研究のために集まりました。
暑いのでお揃いのユニフォームでも良いのですが、なんと制服。
カジュアルではなくみんなフォーマルスタイルです。
実はこの日、環境省の気候変動対策の会合になんと講師として招かれたのです。
環境班は昨年、世界グランプリを受賞したため
新聞もテレビもその話題でいっぱいでしたが、
気候変動アクション環境大臣表彰も受けているのです。
また数年前、環境省の方が環境活動に熱心に取り組んでいるということから
わざわざ名農に来校され、全校生徒に講演もされています。
そんなご縁で今回は一般企業2社とともに講師として
今までの活動を紹介する機会をいただいたのです。
この日は練習の忙しい中、野球部の男子も集まってのオールスターキャスト。
全員一丸となって発表と質疑応答に対応することになりました。
自分で取り組んでいることならいくらでも話せるのですが
おそらく質問が集中するのは昨年の集水システム。
先輩に代わって説明するとなると勉強しなければなりません。
これは発表直前の様子。発表は何度か練習したので問題はなし。
おそらく質問への返答を頭の中で確認しているところだと思われます。
エネルギー充填120%。フローラハンターズ発進します。
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モヤモヤ

2021年08月04日 | 研究
いよいよ気候変動についての会合が始まりました。
WebEXという始めてのシステムなので、ちゃんと接続できるか不安でしたが
問題なくスムーズに繋がりました。
発表は練習した甲斐あって堂々としたもの。
とても初陣とは思えない出来です。
15分間の説明が終わるといよいよ質疑応答の時間。
想定質問を作って練習をしましたが、
そう簡単にこちらの思惑通りにいくはずないのも想定内。
あとは頭をフル回転させ、最後は度胸で乗り切るしかありません。
参加されているのは県庁や市町村の環境関係の部署の皆さん。
もちろん環境省や国立環境研究所の方々もいらっしゃいます。
ハードな質問か、それともソフトな質問か。
さあどんな質問が来るかとメンバーみんな身構えていると、
なんと皆さん質問ではなく感想しかお話にならないではありませんか。
気合いを入れて立ち合いに挑んだフローラハンターズは
この肩透かしにキョトン。勢い余って前につんのめりそうでした。
このまま練習を無駄にはしたくないと思い、
最後にこちらで無理やり追加説明などを突っ込んでみましたが
どうもしっくりしないまま終了となりました。
不完全燃焼。このモヤモヤした気持ちは
9月に開催される学会主催の高校生発表会にぶつけるしかないようです。
それから数日後、環境省から発表に対してメールをいただきました。
「グローバルな視点もさることながら、いずれの技術も環境への影響を最小限に減らせるよう
環境が改善できるよう配慮されていて、過去には農業や農薬による環境影響が課題となることも
ありましたが、今の若い人たちはきっと改善してくれると、本当に頼もしく思いました。」
褒められて伸びる環境班。がぜんやる気がでたようです。
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