花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ラフティング

2021年08月20日 | 研究
ボランティアの全国大会に出場したフローラハンターズ。
初陣ながら順調にスタートしたと思ったら問題発覚。
パワーポイントの画面が共有されていないのです。
しかし途中でこれに気づいたメンバー、途中で発表をやめて
オンラインでご覧になっている方々に画面の確認を求めます。
するとやはり写っていません。そこですぐに共有し直します。
発表が最初から再開されるまで1分もなかったと思いますが、
とても長く感じました。それにしてもよく異常に気づき、
さらに冷静に判断して、再度発表したものです。
再開のため、こちらも少し手伝いましたが
今までの活動では気づかなかった冷静なアクシデントへの対応力。
これはいい発見をしました。
さて発表が終わったフローラハンターズを皆さん拍手で迎えてくれました。
昨年の大活躍は先輩の成果だと正直に告げ、
自分たちはそれを引き継いで、今新しい研究に発展させているところだと
意欲的に発表。先輩の成果はもちろん、その姿に皆さん感動されたようです。
ホワイトボードに写ってるのは、主催のさだまさしさん。
大絶賛してくださいました。アクシデントもありましたが
一丸となって惨事を回避。まるで急流下りのラフティングをしているかのような
ドタバタでしたが、初陣はなんとか沈没せずにゴールまでたどり着きました。
肩の荷がおりたメンバーは疲れ切ったようです。
発表は10時から始まりましたが、結果は夕方の16時30分頃から。
ドキドキしながら他の活動を見入っていました。
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2つの在来種

2021年08月20日 | 
これはカブの種子です。左のカブは「日野菜」。
滋賀県日野町で発見された在来種です。
指ぐらいの太さで細長いため、ダイコンのようです。
以前、生徒が漬物にして販売していましたが
甘さと独特の苦味がとても美味しかったのを覚えています。
では右のカブは何でしょう。これは「津田カブ」。
こちらは島根県松江市の津田地区で栽培される在来種。
甘くて香りがよく、出雲を代表する漬物になるのだそうです。
特徴は、まが玉状の形。太くて短く曲がっている面白い形です。
それにしてもこの2種類の在来種、
首の部分がきれいなピンクで似ているとは思いませんか。
実は島根の殿様が参勤交代で江戸から戻る際、
滋賀の日野菜を持ち帰って栽培したら
こんな形になってしまったというのです。
つまり左のカブから右のカブに変異したんですね。
さてこのカブの種子。かつて生徒が栽培した残りもの。
もう何年も経つので発芽はしないかもしれませんが
面白いのでちょっとまいて見ましょうか。
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