花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

人は話したい生き物

2022年03月24日 | 研究
これは先週の生物工学実験室。
一般生徒は休みですが、フローラハンターズは出校していました。
目的は学会主催のオンライン研究発表会に参加するため。
そして水の分析を行うためです。
しかし数えてみてください。メンバーは6名なのになぜか7名います。
実は1年生のJr.がひとり加わっているのです。
一人一研究なので7テーマ発表することもできますが
今回の大会では出場チームの制限があったので、
このうち5名で2テーマをエントリー。
残りの2名は水の分析を同時並行で行いました。
これは発表や分析の合間の風景。みんな楽しそうに話しています。
コロナ感染前はポスターを抱えてみんなで新幹線に乗り
会場となる大学を渡り歩いたもの。
いつもワイワイ話しながら寝食をともにしました。
環境班のOBOGは、毎月のようにおこなわれるこの遠征が
大好きだったとよく話してくれます。
人は話したい生き物。おそらく遠征中のおしゃべりを通して
グループがチームに変わっていくのを彼らも肌で感じていたのだと思います。
しかしコロナ禍で環境班の活動は、ほぼ授業時間内だけ。
そんな状態なので、こんなわずかな交流がとても有意義なのだと思います。
卒業まで1年を切りました。来年度こそはみんなで遠征したいものです。
今日は今年度最後の学会発表会と分析作業。みんなで楽しみます。
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ノベルティーグッズ

2022年03月24日 | 研究
これはコンパクトサーモボトル。つまり小さな保温水筒です。
先日、2017年にチーム フローラ フォト二クスは国立極地研究所の協力を得て
ブルーモーメントの研究をしたというエピソードを以前紹介しました。
しかしチームが提案し採用された極地研究は、こればかりではありません。
なんと同じ2017年に「北極の草花にはネクターガイドがあるのか」という提案も
北極研究のテーマとして採択されています。意外と知られていませんが、
南極と北極のふたつの極地の研究テーマに同時に選ばれるとは快挙です。
さらに2010年、初めてチームが募集した1年生の研究員に名乗りを上げた
女子3名のJr.たちがフローラの指導で提案した研究の
「白夜のひまわりはどこを向くか」も北極研究のテーマに採択されています。
初のJr.となった彼女たちは、のちに水の国際研究の日本代表となり
ストックホルムで発表するという栄誉に輝いています。
そんなわけで極地研究所ではこの小さな農業高校の知名度は高く
何かあるといろいろとご案内をいただいています。
現在も極地研究所のホームページにチームの研究が可愛らしく
紹介されているので、機会がありましたらご覧ください。
いつも思うのですが、極地研究所関連グッズはどれも可愛いものばかり。
さてこのサーモボトルは、そんな極地研究所からのチームへのプレゼント。
極地研のオリジナルで、氷のようなアイスブルーの色や
ペンギンやシロクマ、トナカイなどのイラストがとても素敵です。
なんとメンバー全員分いただきました。
なかなか手に入られないノベルティーグッズ。
きっとみんな喜んでくれると思います。
明日は終業式です。
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