花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

白木の盾

2022年03月16日 | 研究
先日、フローラハンターズの元に大きな荷物が届きました。
2月に高校生の環境活動の全国大会が開催されましたが
フローラハンターズはそこで最高位である環境大臣賞を受賞。
届いた箱には、その賞状と副賞が入っていると思われます。
開けようかと思いましたが、やはり最初は当事者であるべきと考え、
チームの代表に校長室まで来てもらいました。
恐る恐る開けてみると大臣賞の大きな賞状に驚きます。
そしてさらに彼女が感激したのは白木の素敵な盾。
レーザーで名前が刻まれています。さすがは環境系の発表会です。
環境班がこの白木の盾をいただくのは今回で3回目。
今回の受賞内容は先輩ではなく、2年生である自分たちの取り組みです。
かつて水の国際大会で純ブランプリを受賞したフローラ フォトニクスは
後輩のバブルボーイズを引き連れ、水質浄化システムと泡農薬を発表して入賞。
そして世界グランプリを受賞したトレジャーハンターズも
2年生で発表した集水システムが入賞しています。
いわば環境活動の登竜門。この大会での成果で今後の活動を占えます。
環境班にとってはこのように意義ある大会なので
今回の環境大臣賞には大感激。今後が楽しみです。
さて環境班と名乗ってもう8年も経ちます。
総理大臣賞や文部科学大臣賞などいろいろな賞をいただきましたが、
どうしてももらえなかったのが環境大臣賞でした。
いつもメンバーとフローラは所詮、にわか環境活動家。
ちゃんとした活動ができていないからだろうと反省していました。
しかし昨年、トレジャーハンターズがいきなり環境大臣賞を受賞。
それも1年間に2回もです。そして今年もこのようにフローラハンターズが受賞。
少しずつ環境活動家の仲間入りができているのかもしれません。
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一難去ってまた一難

2022年03月16日 | 環境システム科
月曜日からメンバー総動員で水質測定に取り組んでいるフローラハンターズ。
予定では4日間続きます。なかでも測定する区が多いのが昨日までの前半2日間。
全員が午前中、ほぼ休憩なしで取り組みました。
これはその時の様子。みんな手分けしながら測定しているのがわかります。
やはり数の力は大きく、ほとんどが順調に進んでいましたが
なかにはまた頭を抱えたメンバーもいます。
それが塩素の測定。ベントナイトとカオリナイトという2つの粘土を
水に浸漬した区がいつまでたっても粒子が浮遊して測定できないのです。
こんなこともあろうかと今回は、ろ過もしてみましたが
何度やっても澄んでくれません。結局、1日たっても改善されず
測定できませんでした。24時間後に再挑戦しますが
前回の実験では1週間経ってもだめでした。困ったものです。
ところが同じ土に石灰質資材を投入すると
不思議なことに濁りがなくなります。これはどうして何でしょう。
また沈殿した土壌がビーカーの半分ぐらいの高さのものもありますが
底からわずか数センチと低いものもあります。
どうやら投入した石灰質資材によって異なる感じ。
やればやるだけ不思議なものを目にしているフローラハンターズです。
さて今日は学会主催の発表会。丸一日拘束されます。
しかしそれをチャンスととらえ3日目の実験も同時並行で決行予定。
Jr.も巻き込んでしまうかもしれません。
さらに発表の合間をぬって今月下旬に行われる東京と沖縄をつないで
行う三和土交流会の準備も行われます。講師はもちらん彼ら。
忙しい中、今が正念場のフローラハンターズです。
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