これは馴化温室でナガイモの栽培をしている男子メンバーの試験区。
毎週1回、彼は課題研究の授業が始まると一人温室に向かい
調査してから土肥実験室に戻ってきます。
収穫は11月。まだまだ2ヶ月も先ですが、
もう少し頑張って欲しいものです。
さて先日温室を覗いてみると、なんだか試験区の雰囲気が違います。
培養土の上に、乾燥防止で籾殻を敷き詰めていたのですが
よく見ると一部崩れかかっています。
チューブは自動かん水装置から伸びているものですが、この影響ではありません。
もしかしたら、土の中でナガイモが肥大しているからではないでしょうか。
おそらく土の中で肥大している時に、上にも少し盛り上がったため
籾殻が崩れ落ちた可能性が高いのです。
ナガイモはこれからが肥大期。十分可能性があります。
しかし土を掘って中を見るわけにはいきません。
いったいどんなミニナガイモになるのか興味津々です。
ジャガイモや落花生など収穫部位が地中にあって
掘るまで様子がわからない作物が
栽培していていつも一番ワクワクします。