花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

お楽しみはこれからだ

2023年09月26日 | 研究
メンバー全員が研究を終え、今から大会に参戦するというのに
一人だけ実験を始めたメンバーがいました。
先日、生物工学実験室のインキュベータで実験したところ
彼の想像したとおりの結果となりました。
それに気を良くして土肥実験室でも同じ実験を実施。
するとどうでしょう。やはり仮説どおりになりました。
北国青森では、植物を使った実験はあと1ヶ月もできません。
したがって思うような結果が出なかったらどうしようと
心配していましたが、どうやら絶好調。これでひと安心です。
でも彼の実験はまだ前半戦。本当に面白くなるのは、これからです。
この日彼は、みんながイチジクを植えているというのに
なぜが馴化温室内で一人、土の入った鉢の重量を何度も測定しています。
よく見ると鉢によって土の種類が違います。
聞いてみると畑の土と山の土。これで一体何をするのでしょう。
名農は今日から今年2回目の考査。
考査が終わると後半戦が始まります。
コメント

ただいま農閑期

2023年09月26日 | 生物生産科
名久井農業高校の校舎は教室のあるA棟、
会議室や調理室のあるB棟、
そして食品加工や情報処理、生物工学など
比較的新しい分野の実験実習室のあるC棟の3つに分かれています。
ここはC棟の廊下。ずらりとガラス瓶が並んでいます。
考えられるのは名農名物のリンゴジュースやブドウジュース用、
もしくは文化祭で販売される焼肉のタレ用です。
瓶の形を見ればわかるのですが、まだ未開封。想像するしかできません。
どちらにせよ生物生産科自慢の名農祭人気商品。
いよいよ加工チームの出番となりそうです。
さてFLORAが校内で本拠地にしている土肥実験室は
どこの棟にあると思いますか。そうですB棟です。
土や肥料は農業の基本。したがって昔からあるのでB棟にあります。
さて他の研究班の農閑期が栽培の関係から冬だとしたら
FLORAは9月中旬から10月中旬まで。
9月中旬まではさまざまなコンテストに応募するので忙しいのですが
その結果が届くまでの約1ヶ月が比較的リラックスできるのです。
嵐の前の静けさ。でも冬が来る前に行うことがひとつあります。
それが土肥実験室と馴化温室の掃除。
どちらも春からずいぶん乱雑に使ってしまいました。
考査が終わったら数回に分けて大掃除が行われる予定です。
コメント