花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

秋の古都を走ります

2023年10月02日 | 研究
熾烈なフローラダービー。またまたビッグニュースが飛び込んできました。
GBEFコンクールという大会の決勝審査に残ったというのです。
大会のテーマは「守り残したい環境、創りたい未来」。つまりSDGs系の大会です。
今回が初めてのエントリー。なぜならいつも応募していた12月の大会が
修学旅行と重なったため、新たなチャレンジの場として応募していたのです。
大会は名農祭の約10日後。なんと会場は、京都府立京都学・歴彩館です。
面白いのが出場を決めたメンバー。
なんとトップを走る2人と2位を走る男子の3人組なのです。
一気に引き離しにかかる先頭集団。第2集団との差は開く一方です。
さて京都は、FLORAにとってお馴染みのコンクール会場。
いつも出場しているこれとは別のある大会は、
ここ2年間コロナのためオンラインでしたが
かつては毎年、秋の京都大学で開催されていました。
そんなことから修学旅行を含めるとフローラメンバーは
卒業するまでの2年間でなんと2〜3回も京都を訪れたものです。
情報ではこの大会も今年は久しぶりに京都で開催されるようです。
そちらも決勝に残れば、2年生のFLORAは今年だけで
3回も京都を訪れる可能性があります。ぜひ新記録を狙って欲しいものです。
かつて名農で京都といえば晩秋の高校駅伝。
今年はコンクールで古都を走ります。
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あたし母親似です

2023年10月02日 | 
リンゴ王国の青森県では10月になると
いろいろな品種が採れ始めます。
このリンゴは9月の品種で、右が「あかね」、左が「とき」です。
あかねは、見た目も味も母親(種子親)の紅玉にそっくり。
真っ赤ですが、酸味が強いので加工に最適です。
でも少し黄色の部分が見えます。
赤いリンゴは満遍に光が当たるように果実周辺の葉を摘み取ります。
もしかしたらこれは葉を摘まない「葉取らずリンゴ」かもしれません。
葉を摘む労力が削減できるので、最近増えている栽培法です。
もうひとつのときは、黄色の品種。甘さもあり生食に向いています。
また、ときはなんといってもルーツがすごいんです。
母親(種子親)は王林、父親(花粉親)はふじ。
両親は日本を代表する大御所です。
でも見た目は王林の方に近いと思いませんか。
あかねもそうですが、花粉親より種子親、
つまり育種は母親の方に似やすいといいます。人間もそうなのでしょうか。
猛暑で青森の赤いリンゴの発色が悪くなっています。
それを救うのが黄色の品種。ぜひ食べてみてください。
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