花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

団子五兄弟

2023年10月24日 | 研究
これが今、FLORAが沼にはまっているダービーのコース。
5頭の馬が見えますが、みんな色や鼻の白斑の形が違います。
よく見ると4本足全部が同じ色ではない馬もたくさんいます。
なぜならこれは日本の重賞レースで優勝した馬のレプリカ。
ちゃんと名前も書かれてあります。
いつの間にかみんな愛着が出てきたようで、可愛がっています。
ところで、この5頭は第2集団。団子状態なのがよくわかります。
FLORAダービーでは、大会の結果に応じて
10歩、5歩、3歩、1歩とスゴロクのように前進できます。
最近は課題研究を行うごとに
新しい結果が入ってくるので毎回順位が変動。
その度、大騒ぎとなります。
先頭集団ははるか先を走っています。あと1ヶ月で追いつけるのでしょうか。
さて今日の課題研究では先週末、
大会に出場してきた先鋒3人の結果が報告されます。
初陣の彼ら、果たして何歩進めるのでしょう。
課題研究は名農祭の特別時間割で今日も明日もあります。
いずれも地元新聞社の取材対応となります。
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秋止符

2023年10月24日 | 学校
かつて緑化活動日本一を受賞した美しい名農のキャンパスが
紅葉し始めたと紹介しましたが、なんだかちょっと違います。
例えば左側の樹木。全体が紅葉する前に早々と頂部が枯れ、散っています。
いつもなら緑の葉が黄色や赤に変わり、紅葉を楽しませてくれた後
茶色に枯れて落ち葉になるのですが、色づいている期間が短いのです。
つまり紅葉してきたと思ったら、いつのまにか枯れているのです。
FLORAのメンバーいわく「きたない」。
美しい紅葉を期待していたので、きたないといいたくなるのは理解できます。
秋になっても暖かい日が続くので色づきが悪く、
そうしているうちにいきなり冬の寒気が入ってきて枯れる。
つまり短い秋が影響しているのではないでしょうか。
これでは愉快犯の第4弾「紅葉のライトアップ」は実行できません。
あと100年もすると、冬は2ヶ月間と短く、さらに春と秋も短くなり、
1年の半分は夏になるという嫌な研究報告がありました。
美しい紅葉も桜もいったいどうなるのでしょう。
それ以上に深刻なのは農作物。
季節が狂うことで生育に異常をきたすことが予想されます。
その頃は地球の人口は100億人を突破。
食糧増産が緊急課題になっているはずです。
農業が扱う分野は食糧生産、品種改良、環境技術など多岐にわたります。
農業は田舎くさくて格好悪いなんていっていられません。
皆さん!興味のある分野からどんどん関わり
ワンチームとなって「きたない秋」になっていくのを止めましょう。
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