花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

天は我を見放した

2023年10月03日 | 研究
考査が終わり、今日は10日ぶりの課題研究。
でもやることは以前から決まっていました。それが馴化温室の大掃除。
1学期に行った水質浄化や濃縮実験などで散らかしているからです。
さらにご覧の通り、あまりの猛暑と紫外線で
日除けのために天井を覆っていた寒冷紗が切れて落ちてきました。
10月下旬になると寒くなる南部町。その前に少し片付けておきたいのです。
ところが先月オンラインで参加した学会から
学会誌に載せるため原稿を書いて欲しいと依頼があったのです。
もちろん4テーマ参加していたので全員が該当します。
なんと期限は今月中旬です。普通なら1週間あるので大丈夫ですが
2年生のFLORAは、明日からインターンシップ。今週は登校しません。
さらに次回の課題研究が原稿提出日ときています。
天井は落ち、締め切りは迫るで、まるで天が落ちてきたような大ピンチ。
農閑期のFLORAが、一気に慌ただしくなりました。
そんなことで今日の課題研究は温室の大掃除をやめて、
原稿作りに変更することになりました。
幸い?土肥実験室の掃除がまだ途中です。
原稿作りと掃除の2手に分かれて校内で活動する予定です。
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元気ですか

2023年10月03日 | 環境システム科
これは6月に咲くつるバラのアンジェラ。
四季咲きではないのですが、このように返り咲きすることもあります。
しかしちょっと違和感を感じます。今年は、花が小ぶりなのです。
秋のバラは、そもそも小ぶりですが、今年は想像以上に小さいのです。
これ以外の品種を見ても咲いている花はみんな小ぶり。
おそらく夏の猛暑と雨不足が原因ではないでしょうか。
調べてみると今年7月の最高気温の平均は平年に比べ
2.5℃、8月は4℃も高いのです。
さらに降水量は7月で38%、8月では40%以上と逆に少ないのです。
そういえば毎日猛暑で、雨の記憶はありません。
これが花芽を減らし、花を小さくさせたのかもしれません。
先日、新聞に長野県のバラ園の記事が載っていました。
なんと「秋のバラ祭り」が中止になったという内容です。
理由はやはり猛暑と小雨の影響で、花数が少ないから。
バラの生育適温は25 ℃前後。
夜温は15℃以下でも大丈夫と比較的低温が好きな草花。
バラにとって今年はストレスいっぱいの夏だったようです。
今日は10日ぶりの課題研究。でも次回はまた1週間後。
行事やイベントのため10月は、1ヶ月でわずか6回しか活動できません。
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