花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

沼にはまる

2023年10月23日 | 研究
またまたFLORAダービーの話題。
新しい大会の結果が入ってくるたび
自分の相棒である愛馬を並べ直しています。
これは先日のFLORA学芸会の結果を反映させているところ。
なんと1位は5つ、2位は2つ進むことができるのです。
するとどうでしょう。最下位争いをしている2人がグンと躍進。
だとみんな思いましたが、並べてみると惜しくも一馬身届きません。
逆転は次回かもしれません。逆に順位変動があったのは3位〜5位の中堅。
わずかに上下しました。1歩進んで2歩下がる。
そんなことで、トップ以外は完全な団子状態です。
さて明日は1週間ぶりの課題研究。
週末に行われた先鋒チームの結果報告が行われます。
結果によっては大逆転。走っている彼らにとっては
まさに熾烈な戦国時代ですが、見ている側は
毎回順位が変動するのが面白く、完全にダービーの沼にはまってしまいました。
ところで今週は名農の文化祭が行われるので、授業は月火水の3日間だけ。
しかし特別時間割なので、なんと課題研究は明日も明後日もあります。
そこでFLORAはこの2日とも兼ねてから依頼のあった
新聞社の取材にあてる予定です。
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三者三様

2023年10月23日 | 研究
こちらは7名のメンバーのうち、
唯一、馴化温室で土耕栽培に挑戦している男子メンバーの試験区。
育てているのは、青森県が誇るナガイモです。
先日、自動かん水装置の電池がなくなり、動かなくなったと報告を受けました。
現在はイモの肥大期も終わり、まもなく収穫となる時期。
相談の結果、この時期はあまり水を与えるとイモが腐敗してしまうので
水切れは特に問題はないとの判断で、このまま放置することにしました。
さて彼は3つの区を設けて栽培していますが三者三様。
いずれも地上部の姿が違うのです。
左が培養土で育てたControl。すべての基準となります。
ご覧のように緑の葉と枯れた葉が混在しています。
比率は緑の葉が40%。まだ半分が緑です。
真ん中は海外から取り寄せた砂質土壌で栽培している区。
葉がすっかり枯れています。草丈もあまり高くないので
栽培に適さなかったのかもしれません。
右も同じ砂質土壌ですが国内産です。
こちらはなんとすべての葉が緑色。至って元気です。
明らかに違う3区の姿。土の中で何が起きているのでしょう。
収穫は地上部がすっかり枯れてから。11月のビッグイベントです。
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