花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

60分1本勝負

2023年10月06日 | 研究
先日、10日ぶりの課題研究が行われました。
さすがにこんなに間隔が開くと、想定外の仕事が入ってきます。
この日、予定では土肥実験室の片付けでしたが
急遽、みんなでMacに向かってワードを開いています。
実は、学会の依頼で学会誌に掲載するための原稿を作っているのです。
文字の量は500文字前後とそう多くありませんが
何を書こうか悩んでいると時間はどんどん過ぎていきます。
さらに7名中2名は、地元のイベントに参加するため
郷土芸能のえんぶりや和太鼓披露のため1時間経ったら退席するとのこと。
そんなわけでみんな時間と競争しながら原稿作りに励んでいました。
締め切りはまだ1週間先。皆さん焦らず作ればいいのにと思うはずです。
しかし彼らは翌日からインターシップ。
地元の企業で職場体験をしてくるので、今週はもう登校しないのです。
さらに来週の月曜日は休み。そして火曜日は原稿締め切り。
結局、今やるしかないのです。原稿制作のための時間は60分。
時間内に終えたメンバーは1人だけ。
残りは20分遅れでゴールイン。でもなんとか間に合いました。
次回はまた1週間後。急用が入ってこなければいいのですが、心配です。
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無花果

2023年10月06日 | 研究
来年から始まる本格的な栽培前に、試験栽培しているイチジク。
とうとう先日、初収穫に成功しました。
ご覧のとおり、卵型の花嚢を半分に切ってみると
中に無数の小花がついています。
この中で花が咲くため、見た目には花がないように見えるのです。
「無花果」と書いてイチジク。まさ名前のとおりです。
ところで一般にイチジクは収穫時期になると着色しますが
この品種は色が変わらない品種。耐寒性が高いため選択しましたが
色で収穫のタイミングがわからないのでちょっと厄介です。
少し柔かくなってきたので収穫してみましたが
切ってみると、もう少し熟した方がいいような感じです。
でもこれはコンポートに向いている品種。
これぐらいで煮詰めると良いのかもしれません。
来年から栽培されるのは、この品種も含め3種類。
どの品種が北国南部町でも育てやすく、
フルーツとして利用しやすいのか探っていく予定です。
今年は猛暑だから収穫できたのかもしれません。
果たして来年はどうなることでしょう。
さて今日は課題研究が行われる金曜日ですが、2年生は職場体験中で不在。
また1年生、3年生も終日学年行事。
つまり学校あげてのイベントデーなのです。
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