サンパチェンス、ピンチ！

チームが実験のため育てているサンパチェンスです。
濃いピンク色の花がとても素敵なので
アグリサイエンスの教材にしようと考えています。
ところが普通の植物の数倍も蒸散するため
ちょっと水やりが遅れるだけでこんなに萎れてしまいました。
この日はまる１日、水やりをしなかったのが原因。
急いで水をあげるのですが、果たして復活するのか不安でなりません。
来月５日は中学生のための農学講座「アグリサイエンス」。
チームは今年もサンパチェンスを使った環境教室を行う予定です！
猛暑が続く日本列島、ここ南部町もかなり暑くなってきました。
アグリサイエンスまであと１週間。
なんとか頑張ってほしいものです。

エンジンテスト、まもなく完了！

休み返上で採取した水のサンプルはすぐ分析します。
分析は生物工学実験室を借りて行いますが夏は地獄。
部屋の中も暑くて暑くて大変なのです！
さらに分析するには急いでも２時間３０分はかかります。
当番とはいえ、分析を行う２年生は本当にご苦労様です。
しかしその甲斐あって、今年も素晴らしい結果を手に入れています。
チームの３年生が昨年開発した開発したバイオエンジンⅠ型を
２年生が改良したⅡ型も優れた性能を示しているからです。
いかにサンパチェンスが優れたポテンシャルをもっているか、
そして考案したアイデアがサンパチェンスの能力を引き出すのに
最適なシステムなのかをあらためて実感しました。
さて２ヶ月にも及んだ水質分析も今月をもって終了。
南部町役場の許可もおり、いよいよ今月末に
ふれあい公園に設置するできることになりました。

夏は毎日出校！

夏休みとはいえ、名農生は実習のため出校しています。
チームも一人３～４回出校してはこのように管理や調査をしています。
特に温室で管理している植物は雨が降らないので
土曜であれ日曜であれ毎日出校してみずやりをしないと
すぐ猛暑で死んでしまいます。
生き物を扱っているのだから仕方ないことですが
旅行ひとつできないのは本当に困ります！
この日は水質浄化の途中結果を調査するため
水のサンプルを採取していました。
しかし大変なのはこの後。
すぐに分析しなければならないからです。

天然酵母？

生物工学実験室で面白いシャーレを見つけました。
おそらく生物生産科の課題研究で培養しているものだと思うのですが
シャーレのふたに小さくイチゴと書かれてあります。
もしかするとこれはイチゴの酵母菌かもしれません！
パンを作る時に欠かせないのがイースト菌（酵母菌）です。
この菌は自然界のいたるところにいるらしく
イチゴや花、果物から分離培養しては
パン作りに利用する人がたくさんいます。
天然酵母使用とパンに書かれているのでご存知の方も多いと思います。
なんとイチゴからとった酵母はイチゴの香りを出すらしく
もしかしたらほんのりイチゴの香りがするパンができるかもしれません。
いったいどんな使い方をするのかこれからが楽しみです。

待望の復活！

農業高校の学習と農業高校生の魅力を発信するために開設しているこのブログ。
前任校時代、農業のIT利用を指導してくださるため招いた
北海道農業研究センターの横山博士のすすめで始めたものです。
タイトルこそ変えながら、今年でもう１４年目になります。
その間、ブログで生産履歴や名所案内、農家用の農薬や病害虫図鑑などを
作れることを生徒たちと証明しながら情報を発信してきましたが、
農業高校の日常がよくわかるブログと雑誌などにも紹介されたため、
現在、やめるにやめられなくなっています。
当時は小型デジタルカメラと昔のフィルム一眼レフカメラの
２種類を使い分けていましたがメーカーの開発上、
新しく登場した一眼デジカメはフィルムカメラ時代の
古いレンズが使えない仕様になってしましました。
使えなくなったレンズはもったいないことに５本にもなります！
それが昨年、古いレンズも使えるデジタル一眼レフが誕生したのです。
メーカー内では賛否両論あったようですが、結果的には大ヒットしました。
実はこの写真はそんな古いレンズを使って撮影してみたもので、
試してみたのは50mmの単焦点、f1.2という最高の明るさをもつレンズ。
もちろんオートフォーカスではなくマニュエルフォーカスです。
F値が小さいということは、前後のボケが魅力ということ。
期待どおり、フイルムカメラのようにきれいにボケてくれました。
これから５本の復活したレンズも使ってもう少しブログを続けたいと思います！