花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

バジリコ

2015年08月29日 | 園芸科学科
園芸科学科の課題研究用の花壇にバジルを発見しました。
シソ科の植物であることはこの葉の形を見れば納得します。
さてご存知バジルは、イタリア料理にはかかせないハーブです。
バジルという名の他に、バジリコという言葉をよく料理で耳にします。
これはイタリア名でバジルのことをバジリコと呼ぶからです。
別にバジルの粉という意味ではありません!
またイタリアのジェノバ風という意味で
ジェベーゼという言葉もよく聞きます。
パスタなどで人気のジェノベーゼソースは
このバジルやオリーブオイルなどで作るペーストです。
これも簡単に家庭で作ることができます。
果たしてこのバジルの育ての親はいったい
どのようにして食べようとしているのか気になります。



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川中島の戦い

2015年08月29日 | 学校
桃の収穫真っ盛りの名久井農業高校。
とうとうみなさんお待ちかねの
品種「川中島」の収穫が始まりました。
この桃は長野県の川中島で偶然発見されたもの。
大きくかたい果肉と日持ちの良さが特徴です。
美味しいものはみんな勘が働くらしく
放課後になると名農生も買おうと集まってきます。
ちょっと高いのですが、それでも箱買いしています。
さらに今年の名農は大規模工事中。
したがって来校されたお客様の他、
工事関係業者の方も購入されます。
もたもたしていると、
いくら名農の職員といえども売り切れで買えません。
「川中島の戦い」が始まりました。



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秋野菜を育てよう!

2015年08月28日 | 環境システム科
水耕栽培装置を操っては模擬農業会社を経営している
環境システム科3年の学校設定科目「起業チャレンジ」。
真夏の間は冷蔵装置のない温室は人もいられないほどの
猛暑になるため、野菜を育てる環境ではありませんでした。
したがって栽培をちょっと休止していましたが
気温も下がってきたので各社とも一斉に播種し始めました!
よく見るとチンゲンサイ、ミズナなど
秋野菜は一般的なものを選んだようです。
さてこの班は日本ホウレンソウをチョイスしました。
ほうれん草は大きく「東洋種」と「西洋種」の2つがあります。
東洋種は葉肉が薄く幅が細めで切れ込みがあり、
葉先はとんがっていて根がきれいな赤色。
食味はあくが少なく甘みがあるのが特徴です。
西洋種は葉が厚く丸みがあって大きく、根はあまり色付きません。
しかし現在では暑い時期にも適した収量性の高い西洋系の品種や
東洋と西洋の交配種が盛んに栽培されるようになり、
東洋種はほとんど姿を見かけなくなりました。
さて彼らは東洋種である日本ホウレンソウを上手く育てられるでしょうか。
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ビギナーズラック

2015年08月27日 | 研究
発表会は午前で終了し、昼食をはさんで結果発表となりました。
全国108プランを勝ち抜いた10校はすでに入賞が決まっていますが
どの高校生も狙っているのは文部科学大臣賞と
観光庁長鑑賞というふたつのグランプリ。
大げさにいえば、みんな手を合わせて祈っているかのようです!
結果は2位にあたる準グランプリ3校から発表されました。
もちろんチームの名前は呼ばれません。
後で聞いてみると、この時点でみんなあきらめたようです。
次にグランプリの観光庁長官賞の発表。
素晴らしい演劇プレゼンテーションを披露した高校が呼ばれました。
これにはチームのみんなも納得の拍手です。
そうしたらなんと次に「わくい」というアナウンスが耳に飛び込んできました。
顔を見合わせながら、落ち着いて聞いてみると「わくい農業高校」。
なんとなんと最高賞の文部科学大臣賞ではありませんか。
名前も微妙に違っていたし、そもそもトレンドを外した演出で臨んだ
こともあり、賞など想像もしていなかった2年生はきつねにつままれた顔。
アナウンスに促されてご覧の通り、ステージの人となりました。
勝因はわかりません。
もちろん「戸」がつく8市町村を観光ポイントにしたというユニークさを
理解していただいたというのはあると思いますが、派手派手な発表の中で
しっとりと落ちついて内容を聞かせた2年生の演出の効果も大きいように感じます。
まさにビギナーズラックです。
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正反対のプレゼンテーション

2015年08月27日 | 研究
ご覧下さい。
これが観光プランコンテストのステージです!
もちろん発表しているのはTEAM FLORA PHOTONICS の2年生。
全国108プランの中から選ばれたベスト10校が
大阪でファイナルプレゼンテーションを行い順位を決めます。
チームの発表は7番目と大会の後半。
したがって前半はゆっくりとみなさんの発表を見ることができました。
するとどうでしょう。どの学校も出場者は5~6名で
私たちと変わらないのですが、演出が私たちとはまったく違っていました。
なんと芸達者なみなさんがステージで劇を中心にして
元気に面白おかしくプレゼンテーションを進めているのです。
これにはびっくりしました。
私たちが練習してきた静かで淡々と進める手法と正反対なのです。
おそらく、かつてこのようなスタイルで発表した学校が
高く評価され、グランプリを受賞したため、
どの学校も右ならいしたのだと思います。
しかし初出場の私たちにはそのような情報がないうえ、
「戸の里を巡るミステリーツアー」というテーマのイメージもあり
極めてシンプルな音と映像を組み合わせたTVのような落ち着いた演出。
あまりに正反対なプレゼンテーションをしてしまった2年生は
ちょっと困った顔をしていました。
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