花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

名農米

2015年10月28日 | 学校
ご覧下さい。これが幻の「名農の米」です。
昔は名農にも大きな水田がありましたが
今は野球場になってしまいました。
ほんのわずか残った水田で作る米がこの名農米です。
品種は「まっしぐら」で特A米とは比べられませんが
ブレンドなしなので想像している以上に美味しいはずです。
この名農米も今週末に開催される名農祭で販売されますが
試食できるコーナーも今年準備しました。
それも単なる試食ではなく「食味鑑定」。
来場されたみなさんに3つの品種を
食べ比べてもらおうという企画です。
検討した結果、とうとう3つの品種が決まりました。
名農米に対抗する一番手はもちろん「青天の霹靂」。
青森県の育種技術、栽培技術を結集させてできた特A米です。
二番手は「ミルキークィーン」。
ほとんどの米が各都道府県で育成したものですが
このミルキークィーンだけは国のスーパーライス計画で
突然変異を誘発させ作り出した良食味品種です。
普及されてしばらくたちますが、今なお人気です。
食味鑑定は第2体育館のアグリチャレンジ展で実施予定。
チームフローラフォトニクスが企画運営しますので
ぜひ足を運んで下さい。
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紅葉の名所!

2015年10月28日 | 学校
晩秋となり名農の木々も赤く色づいてきました。
手前のブルーベリーは紅葉して当然ですが
サンパチェンスまで赤っぽくなっていることもあり
チームの本拠地である馴化温室前の風景は
このとおり真っ赤に変わっています。
さて今週末は名農祭。
農産物の準備は着々と進んでいるようですが
校内の展示などはまだまだ。
木曜日と金曜日に本格的な準備を行う予定です。
農場の農作物はもちろん、
校内でもいろいろな加工品等を販売しているので
ぜひ紅葉の名農に足を運んでください。
名農生一同、ご来場をお待ちしております。

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水耕栽培キット

2015年10月27日 | 環境システム科
環境システム科がいつも活用している水耕栽培キット。
60cm水槽ぐらいの大きさで下段に養液を入れて使います。
また種子は丸い穴の部分に播きます。
白色LEDが上部についているため、
24時間光合成ができ、あっという間にレタスなど
葉菜類を栽培することができます!
今から5年ほど前になりますが
チームはレストランやカフェでこのような栽培装置を店内に設置し、
食材を栽培しているところをインテリアに利用したり
お酒のようにマイレタスを店頭にキープするシステムを作れば
子供の興味もひき新しい食育活動として
面白いサービスになるのではないかと
コンテストで提案したことがあります。
また青や赤の光を使ってさまざまなレタスの栄養分を高め
自分で好きな味や機能性を持つサラダを食べてはどうかという
アイデアも紹介しました。
これはチームが実験室で行っている青や赤のLEDを浴びた
空間があまりにも美しいことから誕生したアイデアで
アクアリウムならぬサラダリウムというネーミングも提案しました。
この体験を通して誕生したアイデアは科学技術アイデアコンテストで
高い評価をいただきました。
あれから5年ほどでこのような栽培キットが
市販されるようになったとは驚きです。
チームはほんの数年先の未来を歩いています。
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ミッション完遂!

2015年10月27日 | 研究
今年、6施設に約100基も設置したバイオエンジン。
春は意気込みがあるうえ暖かいこともあり、
元気に飛び出していったメンバー。
しかし回収はこれでミッション終了という寂しさもあり
どうしてもモチベーションが下がります。
また冷たい水の中に入るので、さすがに辛いようです。
さらにトラックに積むのは良いのですが
帰ってきたら下ろさなければなりません。
なんとか手分けして無事回収できましたが
本当にお疲れさまでした!
今年も全面的にご協力いただいた南部町、八戸市、
そしてお忙しい中、設置にご協力して頂いた
農場の先生方に心から感謝します。
さて数日前、なんとDASH村の企画でジャニーズのTOKIOが
南部町にやってきました。
来るのがばれちゃうとファンが殺到するので名農生にも内緒。
農家さんの畑で南部太いネギの収穫をするという内容でしたが
関係する名農生も一緒に出演したようです。
ON AIRは未定ですが、どうぞ楽しみにしてください。
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チンゲンサイの植物工場

2015年10月26日 | 環境システム科
この野菜、なんだかわかりますか?
なんとみなさん大好きな中国野菜のチンゲンサイです。
チンゲンサイにしてはずいぶん葉が大きいとは思いませんか?
それもそのはず、環境システム科の植物工場で栽培しているのです。
光と栄養が豊富にあることから、
ほとんどの野菜はぐんぐん伸びていきます!
植物工場のチンゲンサイの特徴としてもうひとつあります。
チンゲンサイは葉の形状から露地栽培では
葉と葉の間に土が入り込んでしまう欠点があります。
したがって食べる前に土が落ちているか
よく注意して洗う必要があります。
ところが植物工場では土を使わないため
とてもきれいな姿で収穫することができます。
彼らは大きく育った外の葉を取り除いて
今週には販売すると話していました。
起業チャレンジの営業期間もあと1ヶ月足らずとなりました。
3社とも逆転を狙って熾烈な販売レースが始まっています。

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