花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

高台の駐車場!

2016年08月24日 | 学校
昨日の朝の第1農場での景色です。
中央に赤いスピードスプレーヤとバックホーが見えます。
いつの間にこんなところに駐車場ができたのでしょうか。
でもよく見るとおかしなところがあります。
画面の左にオレンジ色の壁が特徴の小屋が見えます。
この小屋は天井裏にも大きな収納スペースを持つ
背の高い2階建ての建物ですが
駐車場の位置に比べるとずいぶん低いとは思いませんか。
そうです。実は小屋が低いのではなく
逆にかなり高い盛り土の上に駐車場があるのです。
なぜこのような小高い駐車場を作ったのでしょうか。
実はここは避難場所。
大雨が降り馬渕川が氾濫してもここなら水没しないのです。
昨日、台風9号が青森県に接近するとのことで
農業機械を緊急避難させたようです。
さて馬渕川はどうなったのでしょう?


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アグリチャレンジ作品届く!

2016年08月23日 | 研究
名農が主催し、チームフローラフォトニクスが運営している
食と環境のコンテスト「アグリチャレンジ」。
今年で8年目となりました。
小中学生の自由研究を応募するサイエンスチャレンジと
指定食材のオリジナルレシピを応募するフードチャレンジの
2部門あり、毎年地元の子どもたちからたくさんの力作が届きます!
今年のフードチャレンジのお題は「トウモロコシ」。
夏野菜の代名詞でもあるので、誰でも手に入れることができます。
どんな驚くアイデアが飛び出すか楽しみです。
さてお盆中、ある学校から応募作品が届きました。
サイエンスなのかフードなのかまだ確かめていませんが
あまりにも早いのでびっくりです。
でもみなさん、慌てないでください。
締切は9月一杯、まだ1ヶ月もあります。
じっくりあたためて、そしてひとひねりして応募してください。
もちろん本家本元である自由研究も大募集。
みなさんの研究成果とアイデアをお待ちしています。

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2学期スタートです!!

2016年08月23日 | 研究
1学期賑わっていたチームの温室ですが、
ご覧の通り、今は暑さから逃れるため栽培を一時休止。
2学期が始まるとまた再会する予定で準備をしています。
さて関東や関西の学校はいつまで夏休みですか。
8月一杯というところも多いのではないでしょうか。
北国青森では8月下旬にはスタート。
今年の名農の始業式は本日8月23日です。
夏は北国といっても猛暑になる最近の南部町。
したがって温室は気温が40℃近くまであがり
植物を栽培したり、何かの作業するのはとても危険です。
先日、これからは猛暑が続くようになるので
重労働の仕事は夏に行わないようにするべきだという
研究を発表された大学がありますが、
温室をベースキャンプにしているチームは
重労働ではありませんが身にしみてそう感じます。
とはいってもお盆も終わり、吹いてくる風は
どことなく涼しさを感じるようになりました。
気になるのは今年の残暑。
あまり厳しくないことを祈ります。
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大切なのは進路です!!

2016年08月22日 | 学校
昨日の馬渕川です!
雨が降ったため茶色に濁っていますが
水量はまだ多くありません。
しかし馬渕川はここ10年間で2度も大雨で氾濫しています。
氾濫すると川原にある第1農場は
3mもの高さの水にすっぽり覆われるため
リンゴもブドウもみんな腐敗してしまい
甚大な被害を受けるので地域の方はこのところの雨がとても心配だと思います。
被害を受けるかどうかは、名農に降る雨量ではわかりません。
なぜならここに降ってもその水はすぐ下流に流れて行くからです。
問題なのはこの南部町の上流の雨量。
昔から岩手県奥中山辺りの雨量がとても影響を与えるといわれています。
したがって台風11号のように海を北上している分にはそんなに問題はありません。
ところが予報だと続いて北上する台風9号は上陸する可能性があります。
スピードが早ければいいのですが、のんびり岩手県を進んだりすると
ぐっと危険度が高まってきます。
現在、3年生は大切な卒業後の進路を決めるため必死になっていますが
台風9号の進路も気になるところです。
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ゼオライトの日光消毒!

2016年08月22日 | 研究
チームの2年生が温室前に何やら小石を並べています。
これは「ゼオライト」というもの!
小さな穴がたくさんあいている多孔質なので
消臭などにも使われる資材です。
一時、福島でセシウムをこのゼオライトに吸収させることになり
品薄で値段が高くなるといわれていましたが
そのようなこともなくチームは時々手に入れては
実験に使っています。
チームが主に使うのは水質浄化システムのバイオエンジン。
富栄養化を引き起こしている高濃度の養分を
いきなり根に送る前に、このゼオライトを底に敷き、
穴に吸着させてしまう目的で使っています。
いわばゼオライトはバイオエンジンの緩衝フィルターなのです。
バイオエンジンの研究も一段落したので
今はエンジンの分解掃除中。
ゼオライトは猛暑のなか、日光消毒されています。
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