菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

マサルの想い出

2020年06月10日 | キタキツネ・鳥・動物
マサル家族が居なくなってから4〜5日は経つのですが、ついつい中庭のほうに目がいってしまいます。
いつものように納屋の隅っこから、ソラとウミがこちらを伺っていて、私が外へ出るとさっと隠れていたことを思いだしたり、
そ〜っと裏へいってみると、やんちゃなソラが遊んでいて、これまたさっと縁の下に潜り込んだりしていました。
今ごろ何処でどうしているんだろう。
マサルは街中をうろついていたりしてしたのですが、このところ全く目にしていません。
もっと遠くの住み家(すみか)に移ったのかな。
様々なことを考えてしまいます。

今回はFBやインスタなどにもアップしたのですが、写真集や動画にしないの?といったコメントも沢山いただきました。
ということで、今年は時間もあることだし、ミニミニ写真集か動画にまとめてみたいと思うようになってきました。
どんな感じが良いのか、現在思考中です。
動画もだいぶ録っています。
写真集もいいけど動画もいいな。
この気持ちが高ぶっている時期に、早めに進めたいと思っています。
乞うご期待。

<参考文献 写真集>


<動画はすべて4K撮影で撮影 これは小型カメラのオズモポケット>




<そこにいるとカメラに写らないんだよね>





マサル、ソラとウミ 次の旅へ

2020年06月09日 | キタキツネ・鳥・動物
肌寒い日が続いている美瑛ですが、今日は久しぶりに25度まで上がる予報が出ています。

ここ2〜3日、マサルもソラもウミも全く姿を見せません。
おそらくここを離れたものと思われます。
慎重派のウミがきっと旅への決断をしたのでしょう。
ビデオカメラで撮影していたときに、かなり遠くまで行っていたので、もしかしたらもう帰っては来ないのかも、と思ったのが現実となってしまいました。
チビ達が遊んでいた前庭には、もうその姿はありません。

撮影から約2ヶ月。
ここで子育てを見るのは初めてではないのですが、これほどまでの深い親子の愛情や絆を感じたのは、ちょっとまじめに撮影したせいかも知れません。
ありがとう、マサル、ソラ、ウミ。
もう次のステップの旅に出たようだけど、これからもっともっと厳しい試練が待っているよ。
大きく、そして強くなってまた戻っておいで。
マサル小屋はいつでもおまえ達を待っているよ。

※キタキツネの子ギツネの1年間の生存率は約3割程度。
この冬を越せるのかが最大の試練です。
考えたくはないのですが、ソラ、ウミとも命をつなぐことはできないかも知れません。
自然には厳しい掟があるようです。

<立派に成長したソラとウミ>


<立派に成長したソラとウミ>








<4Kビデオから切り出し>マサル、ありがとう、元気でなー



入校直前

2020年06月08日 | 美瑛・富良野カレンダー
おいおい、入校直前にこれかよ。
来年の五輪特別措置法は閣議決定はしたものの、今国会での審議はなくなり、秋の国会まで延期になってしまったようです。
困るな〜。
結局、祭日は例年通りに戻して、注釈を入れるように修正しました。
秋になってコロナウィルスが収束するとは思えないし、オリンピックは果たしてどうなるのかな。
もし、変更になった場合はゴメンナサイ。
国会議員さんのように、お暇じゃないんです。←失礼




スズランとブルーベリー

2020年06月07日 | 美瑛事務所・事務所中庭裏庭
このところ良い香りが漂ってくる、と思っていたら、我が家のスズランが咲いていました。
以前は玄関脇に植えていたスズランですが、株が広がって三密状態。
今年の春先に事務所脇に株分けで植え替えを行ったところでした。
以前より日当たりも良いのですぐに元気になったのですが、さすがに花数は少ない。
おおよそ10輪ほど。
来年はもっと咲いてくれるかな。

それと、5年ほど前に、ホームセンターで売れ残って枯れそうになっていたブルーベリーの木を買ってきて植えたのが、今年初めて花を付けてくれました。
実がなってくれたら嬉しいんだけどな〜。
冬に根元をネズミにかじられたり、かなり成長が遅れていました。
ブルーベリーといえば、東京にいる頃、ブルーベリーの花と実の撮影の依頼を受けて青梅市にあるブルーベリー農園に行ったことを思い出します。
もう30年も前の話です。笑
当然フイルムで感度が50だったから撮りづらかったな〜。
マクロ撮影なので、風があると全く撮れないので苦慮しました。
HPで検索したらブルーベリー農園ありました。
たぶんそこだったと思います。←確信はありませんが・・

<可憐なスズラン>


<植え替え直後のスズラン畑>


<以前の三密状態のスズラン>


<ブルーベリーの花>


<ブルーベリーの花>



巣替え、そろそろ

2020年06月06日 | キタキツネ・鳥・動物
先日、マサルが帰ってきても、お乳をねだりに来たのは1匹だけ。
真っ先に床下から飛び出してくるのはソラなのに、やはりウミだけのようです。
あれ、おかしいなと、思ってみていたのですが、その日は夕方になっても結局帰ってきませんでした。
翌日にはいつもの遊び場で、2匹とも元気に遊んでいましたが、
どうやらソラは一足先に、次の住処に移動していたのかも知れません。
こうなるともう巣替えは時間の問題でしょう。
慎重なウミさえ決断すれば、すぐにでも旅立ちそうです。
もう二匹で遊ぶ姿は見られないかも。
さみしい・・










平穏な日々

2020年06月05日 | キタキツネ・鳥・動物
穏やかな日が続いている美瑛です。
ソラとウミも随分と大きくなってきました。
遠くから見ていると、まるでマサルが戻ってきているのかと見まがうこともあるほどです。

先日の昼下がり、ソラとウミはいつのも草むらで寝転んでいました。
ソラはだいぶ余裕が出てきているのか、カメラを向けてもすぐには隠れません。
すっかりカメラ目線です。
ウミは居るかなと、テント越しに反対側をそっと覗いてみると、木漏れ日の中でうたた寝をしていました。
普段はかなり警戒して寝ているので、シャッター音だけで隠れるのですが、この日はどうしたことでしょう。
シャッターを切っても、目が覚めないご様子。
遊びづかれしていたのかな。
何ともほほえましい。
「このままゆっくり寝ていてもいいよ」
2〜3枚だけ撮って、忍び足で戻ってきました。

こんな日々が、いつまでも続いてもらいたい・・

<余裕のカメラ目線のソラ>


<爆睡中のウミ>

美瑛・富良野カレンダー2021

2020年06月04日 | 美瑛・富良野カレンダー
早いものでもう6月に入ってしまいました。
例年なら美瑛・富良野カレンダーは刷り上がっている頃ですが、今年はまだ準備段階。
2021年はオリンピックが順延になった関係で、祭日が変更になるようです。
刷り上がってから日にちが代わると困るので、はっきり決まるまで制作を待っていました。
先日、ようやく閣議決定されたようです。
まだ正式に国会で決定されたわけではなく、また来年のオリンピックだって新型コロナウィルスが完全収束しているかわからず中止も考えられます。
でも、もうこれ以上は待てないので、注釈を付けて見切り発車することにしました。
致し方ないですね。
来年のカレンダーはこんな感じ。
今後、色校正に入りたいと思っています。










だんだん遠くで

2020年06月03日 | キタキツネ・鳥・動物
ソラとウミは、巣穴から徐々に遠くに出るようになってきました。
マサルは狩りから戻ってくると、巣穴の近くでお乳を与えていたのですが、かなり遠くで行うようになりました。
この日はお隣の畑の真ん中で。
もうこのあたりまで出ても良いんだよ。
なんて、教えているのかも知れません。

お乳を飲んだ後は、そのままお母ちゃんと一緒に遠くまで行って見えなくなってしまいました。
ああ、ついに行ってしまったのか。

これが自然の掟だからしょうがない。
かなり残念に思っていたら、ジュニア達は夕方には戻ってきていました。
ほっ・・
なんだ、戻っているじゃない。
その時のうれしさといったら・・

やはり、このところキツネ親ばかになっているようです。








マサルの子育て物語

2020年06月02日 | キタキツネ・鳥・動物
最近、ソラとウミは、別々に行動するようになってきました。
お昼寝の場所も違います。
以前は必ず二匹一緒に寝ていたのですが、どうやら野生の本能が芽生え始めているようです。
ソラは納屋から少し離れた左側の草むらで。
ウミはすぐに隠れられるように、納屋の近くの右側です。

どちらも活発に動くようになっています。
マサルは狩りから帰ってくると、土の中に餌を隠すことがあります。
どうも、それをカラスが狙っているようです。
しかし、普段おとなしいウミが、カラスを追っ払うところを見ました。
なんとも頼もしい。
子供の頃はカラスの鳴き声だけで、すぐに隠れていた二匹です。

一方ソラはマサルに付いていくことが多くなってきました。
さとされるのか、すぐに戻っては来るのですが・・
そうやって、どんどん行動範囲が広がっていくのでしょう。










山菜採り

2020年06月01日 | 家庭菜園・山菜
今まで長雨が続いて、その後急激に暑くなったので、条件としてはいいぞ。
ということで、昨日は山菜採りに出かけました。
といっても、近くの土手沿いですが・・ (撮影じゃなくてスミマセン)

やはり予想は的中。
ワラビが盛りだくさん。
一気に伸びると、それだけ柔らかく香りもいい。
わずか1時間ほどで、1週間分くらい採れました。
まさしくエンゲル係数激減策。
ウドは今まで採ったことがなかったのですが、少し持ち帰りました。
柔らかい葉の部分は天ぷらでも良いとあったので、早速天ぷらに。
これが思いの外美味しい。
私はタラの芽よりイケると思いました。
皆さんも是非お試しあれ。←みんな知ってるか・・
ついでに新タマネギも天ぷらで。
こちらも甘くてとても美味しいです。