7月21日から開始された阪急京都線の座席指定サービス『PRiVACE』。
淀川対岸を走るライバル京阪は既にプレミアムカーによる座席指定サービスをしっかりと定着させており
JR西日本も遥かに小さな規模では有りますが『Aシート』で同様のサービスを提供していますので
伝統の京阪間ライバルによるデッドヒートは健在!といったところでしょうか?
取り敢えず、既存の9300系に新造した2300系『PRiVACE』車両を組み込んだ編成と今回新たに登場した
オールニューとなる新系列2300系編成とで運用開始となります。
という事で阪急『PRiVACE』の初記録という事で出撃して来ました。
9300系『PRiVACE』
正面に大きく掲示されたヘッドマークで『PRiVACE』組み込み編成という事が一目瞭然です。
車体断面も9300系と2300系とでは大きく変わらないようで違和感はそれ程無いですね。
9300系『PRiVACE』
前パンタが精悍な大阪方先頭車。
車体中央の両開きドアと従来車両とは側面の窓のサイズ・高さが違う為に『PRiVACE』車両の存在が目立ちますね。
何本か特急を捕獲したもののお目当ての新鋭2300系はなかなかやって来ませんでしたが
太陽に雲が掛かり始めた頃、やっと登場してくれました。
2300系『PRiVACE』
1300系に似た標識灯と特徴的な形状を持つ前面窓により新系列らしさは十分感じますね!
側面窓の高さは編成で統一されておりPRiVACE車両を組み込んだ9300系編成よりスマートさを感じます。
初撮りは完了しましたので次は初乗りに挑みたいですね。
久しぶりの鉄分補給となった阪急撮り。
PRiVACE以外の系列もご紹介します。
1300系
2300系を見た後ではシンプル過ぎるというか少し地味なイメージに感じます。
5300系
古豪もまだまだ活躍中です。
3300系
こちらも同じく旧世代の系列ですが頑張っていますね~。
7300系
こちらはちょっとだけ若い7300系。
こうしてみると阪急も中々バリエーション豊富と言えますね。
2枚目のお写真、パンタが角のようでいかつい(笑
昔、北千里駅へよく行きましたが当時でも阪急車輛はいつもピカピカ~☆南海の普通電車とはえらい違い。(あれはあれで海岸線を塩の香りを感じさせてよいし、古い駅が多く味ありましたが…)
ラストの7300系はレトロな感じ。濃いアズキ色がより引き立てて”電車”の魅力を感じます。出っ歯が付いてない先頭車輛は精鋭さはないけど可愛いかな。すーさんといえば近鉄!のイメージですが、阪急の高級車的な普通電車、京阪の小型ぽい普通電車、いずれも魅力あるなと思います。
阪急京都線に新たな個性が加わり撮り・乗り鉄趣味に於いて楽しみがまた一つ増えました。
新たに迎える車両もいれば別れを惜しむ車両も・・・。
人との出会い・別れと同じですがだからこそ熱くなれるのかも知れません。