前回の記事で阪急京都線の新鋭2300系を含む『PRiVACE』を初撮影しましたが今回は『PRiVACE』初乗車のご報告です。
尚、今記事に用いた写真はスマホにて撮影したものです。
予めご了承下さいませ。
大阪梅田駅。
『PRiVACE』は基本、1号線(1番線ではないです)ホームからの乗車となります。
10分間隔で運行される特急。
始発駅という事で普通車なら十分座れる日中、それ程利用者は居ないか?と思いつつ『PRiVACE』利用者、結構居ますね!
京阪のプレミアムカー同様、アテンダントに迎えられて乗車します。
『PRiVACE』車両は車体中央にドアを設けた構造です。
車内は先輩格の京阪プレミアムカーと同じく1+2列配置のリクライニングシートが並びます。
リクライニングは座面がスライドするタイプで角度も浅めです。
後ろに気兼ねなくリクライニングを使用出来る感じですが個人的に気になったのが座面の前後寸法が不足気味なのと
阪急名物“アンゴラヤギ”の毛を使ったゴールデンオリーブ色の生地が滑り易く、リクライニングさせた状態で座っていると
ツルツルとお尻が前方へ滑って何度も座り直さないといけない点が気になりました。
やはりここは近鉄でお馴染みのリクライニングに連動して座面後端が沈む機構を採用して欲しかったですね。
また、窓の前後方向の寸法が短く外の景色を楽しめ難い点もマイナスポイントと言えます。
まあ『PRiVACE』利用者は殆どが外の景色を楽しむより窓のロールカーテンを下して寛ぐ層が多いでしょうが・・・。
シート背面はご覧の通りテーブルが有りませんのでアームレストから引き出して使用するタイプの
テーブルが備わっています。
2人掛けのシートもご覧の通り隣に見知らぬ人が座ってもその存在を気にせず過ごせる感じなのは
正に『PRiVACE』というネーミングに相応しいと言えそうです。
京阪の『プレミアムカー』、JR西日本の『Aシート』とは違う個性を持つ阪急の『PRiVACE』。
どれが良いか悪いか?という事よりもファンの一人としてそれぞれが違う個性を発揮している点が興味深いです。
これからも京阪間の移動で各社を利用する時はそれらの個性を味わって楽しみたいと思います。
私は名古屋ー浜松間か名古屋ー小倉間の新幹線に乗りますが昔と違って満員席に出くわした事ない…泉州の人なら近鉄だと新大阪まで行かなくていいし第一運賃が安い!絶対近鉄だと思いますけどね。
冒頭のお写真、床や広告チラシが光ってて梅田の雰囲気が醸し出されてです、あの駅のムードだなぁ~
>この2席の間を半仕切りはプライベートタイムを保持できそうでGoodに思います。
そうですね。
本来なら独立したシートを通路を挟んで3列配置したいところでしょうが横幅の制約も有り
それは叶わないのでしょうが二人掛けでもそれぞれのプライベート感をしっかり確保出来る
作りだと感じました。
昔は立ったまんまの乗車、1~2時間なんてへっちゃらだったものですが最近は10~20分でも
苦痛でこの様な有料で有っても着席サービスが増えていくことに対して個人的には賛成です。