もりのぼたもち

釣り、健康ランニングとお城巡りを楽しむアラ還おじさんです。
何事にもドンマイ!の気持ちであちこち出かけています。

おばさん、それはあきまへんやろ! ~ ザゼンソウ

2020年01月25日 | 日記

今年の冬は暖冬と言われ、確かに雪も降らず、冬らしくない冬です。

雪が降らないと、除雪の手間がいらず、また自治体も経費的には大助かり。

ただ、スキー場は大困惑。

お気の毒です。

高島市マキノのスキー場ではねウィンターフェスティバルが予定されていますが、雪がゼロ。

内容を大幅に変えて開催されるようです。

さて、冬の風物詩ザゼンソウの話です。

このような珍しい植物です。

今津町の一部の湿地帯に群生し、毎年たくさんの方が訪れています。

ただし、積もった雪から顔を出すという本来の様子が、その雪がありません。

今年はどうかな?

と、思っていたところ、先日の新聞記事で紹介されていました。

そこで、行ってきました。

まったく雪がありません。

ポツリポツリと顔を出しています。

方向がよければ、こんな感じです。

それでは、高島観光協会から・・・。

饗庭野(あいばの)の伏流水が創り出した自然の傑作、ザゼンソウの群生地。

サトイモ科のこのめずらしい植物は、毎年2月下旬から3月にかけて、

僧侶が座禅をしているように見える赤紫色の花を咲かせ、

湖西地方に春の訪れを告げてくれます。

これだけ群生している場所は県内でも非常にめずらしく、

平成元年8月30日に滋賀県緑地環境保全地域に指定されました。

<自然保護にご協力ください>

この弘川(ひろかわ)の群生地は、県の緑地環境保全地域に指定されているため、

園路以外のところに立ち入ることは勿論、竹や座禅草、木のツルに至るまで採取することは出来ません。

この珍しい座禅草をいつまでも観賞できるようマナーを守って見学してください。

と、あります。

現地にも看板があります。

この日は、平日の午前中でしたので、そんなに人はおられませんでした。

竹林もイイ感じです。

しかーーーーーし、こんな人が・・・。

中に入っています。

独り言が聴こえてきました。

「うまいこと、撮れへんな。」

と、スマホを向けています。

ザゼンソウが遊歩道向きと違ったので、撮影がしにくく、湿地帯へ足を踏み入れたようです。

こんな感じで・・・。

このおばさんが踏みしめている地面にも、先ほどの注意書きにあったような幼い芽があるかもしれません。

まったくダメな行為です。

普段は温厚な私も我慢ができず・・・。

「中へ入ったらあきまへんやろ!」

「自分勝手なことをしていては、迷惑やろ!」

と、注意をしました。

おばさんが立ち去った後は、踏みつけられた跡がありました。

ホンマに、なんちゅう人や!

高島の大切な自然を!

ザゼンソウの中の仏さん、怒ってやってください。

マナーを守りましょう。

コメント (4)
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