旅行、ときどき車弄り

「カテゴリ」から旅行の内訳に入れます。宿泊料は、@とあれば2名様です。妻の「ゆるみくじ」も随時UPしております。

<三重~奈良 その3>興福寺・東大寺 法華堂/和鹿彩 別邸(奈良)

2019年05月05日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

その2より

車で「興福寺」へ。興福寺の駐車場ですが、奈良市内はとにかく花粉が酷い! さて「興福寺 国宝館」です。100円で26頁の小冊子が買えます。大物は解説されていますので、余裕があれば見て回る前に目を通すと良いでしょう。例えば八部衆像ですが、次の頁で一体ずつ個別に説明もされています。

興福寺の国宝彫刻(建屋類を除く)は、18件で全日本136件の1割以上を占めます。18件ですが十二神将みたいなSET物が多いので、実際には70体前後のハズです。重文を加えれば軽く100体以上なのです。何が言いたいのかといいますと、「拝観に時間が掛かる」のです。東大寺+興福寺+春日大社で丸一日と見た方が良いです。
 
東金堂(とうこんどう)と五重塔です。五重&三重
塔は2016年の限定公開で入っています。創建当時からの仏像群は目にガラス(水晶)の嵌った鋭い眼差しが印象的でした。今回も「東金堂」(室町 国宝)には拝観しました。相変わらず四天王や十二神将が良いですね。
「北円堂」(鎌倉 国宝)です。4/20~5/6までの限定公開です。見所は運慶60歳のときの最高傑作と言われる無著菩薩・世親菩薩立像(むじゃく&せしんぼさつ 鎌倉 国宝)です。リンク先で見れますが目には水晶が嵌っています。今にも話し掛けてきそうな感じです。 通常、北円堂は塀とフェンスで近寄ることも出来ません。今回の"旅行目的その4"です。

「中金堂」
次に2018年に完成した(ちゅうこんどう)へ。建屋は立派ですが柱とかの装飾系が安っぽく感じました、25年掛かった割には。建屋は最高なので内部の塗り物だけでも修復して欲しいかも。4/24にNHKで中金堂のお披露目と、北円堂を放送していました。鎌倉時代、能の元である雅楽の楽人(がくじん 雅楽の奏者)のうち49%は興福寺に所属していたとか。



「和鹿彩 別邸(わかさ)」
宿は@24.840円 ★ボリューム控えめ厳選コース★全10品2016年に二泊した系列宿です。食事はこの別邸に移動して"大和懐石"でしたが、不味かったのです。今回の部屋&コースがコスパ的にはマシです。  伊勢エビの創作と刺身以外は価格相応でした。 東大寺に近いことがこの宿の魅力です。翌日11時から駐車料金が有料になりました。パジャマを忘れたのにTELが無かったですね。この時期は駐車場も余裕がありますので駅近くのホテルもお薦めです。





「東大寺」へ。
 
大仏殿を過ぎるとガラガラです。超お気に入りの「法華堂」(奈良 国宝)です。奈良時代の3~4mクラスの像が9体並ぶ薄暗いお堂です。畳が張ってあって腰掛けられますので休憩にも最適です。全て国宝です。画像はパンフからの貼り付けです。リンクで東大寺サイトへ。
   

 

 その4へ続く

gooニューverは「30,000字以上は駄目」との誤メッセージで長い文面が作れません。頁数が増えますがご容赦願います。


コメント    この記事についてブログを書く
« <三重~奈良 その2>薬師寺... | トップ | <三重~奈良 その4>東大寺... »

コメントを投稿