雨が降らなくても空はどんよりと曇り、空気はじめじめしている…
そんな梅雨のイメージがどんどん薄れてきているように感じます。
激しい夕立と雷で梅雨が明け、翌朝は太陽が照りつける…
そんな夏の始まりを感じることもなくなってきたようです。
今年の梅雨もそんなふうに明けて行くのでしょうか。。。
めずらしく遠出して葉山の美術館を訪れたのは、まだ6月中旬というのに
燦々と日差しが降り注ぐ暑い一日…先週の土曜日のことでした。
4月になったら、できるだけ早い時期に出かけよう…と思っていた砂澤ビッキ展でしたが
なかなか実現せず、とうとうその翌日が最終日というギリギリの駆け込みです。
そもそも横須賀線も鎌倉から先へは行ったことがなく、葉山という土地に足を踏み入れるのは初めてのことでした。
葉山といえば、葉山マリーナ、御用邸、日影茶屋…くらいのことしか思い浮かばないというお粗末さです。
逗子駅から美術館までは通常はバスで20分程度なのだそうですが、この日は好天の土曜日とあって
道路は渋滞し、バスも途中は超満員で、その倍以上の時間がかかりました。
幸い行きも帰りも座れたので…狭い座席に座り続けるのも苦しいものですが…
車窓から景色を眺めることもでき、それなりに充実した小旅行の一日となったのです。
ビッキ作品を見るのも初めてのことでしたが
もともと木…ボクが好きな私は、たちまちその世界に引き込まれるようでした。
最初の展示室に1点だけ配置された高さ2m「神の舌」という大きな作品からして
まさにど真ん中ストライク。
この作品に出会えただけでも、はるばる出かけた甲斐があったと思えるほど…。
展覧会のタイトル通り、木魂の存在を強く感じる世界でした。
(こちらの画像はWebニュースから拝借しました。)
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〈お断り〉
キャプションのリンク先を訂正しました(2017-6-29 19:40)
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