アンジェラ・アキのファイナル行って来たです

夏風邪ぽいのをやらかしてなんとなく体がダルい中、誘ってもらったコンサートへ行って来ましたよ。
ライブだったら大変だったかも？！　なんだか最近寝不足のsachiakiです。

アンジェラ・アキさん、昨日のコンサートがツアーファイナルだったそうで、
しかもこのコンサートを最後に、来月からアメリカの音大に入学されるそうで
え、これ私みたいなニワカどころか
「アンジェラ・アキさん歌うまいよね～、あ、でもちゃんと聞いたことはない」
みたいな人間が行ってよかったのかどうなのか……orz

本当に良いコンサートだったんだよ…。
日本武道館で東西南北全席埋まってるのを見たのも初めてだったし、
ピアノ弾き語りもすごくしっとりしてて、武道館なのにジャズ喫茶みたいな
そういう大人な空気にしちゃうところもスゴいし、
ポップスの王道たるギター（ベース）、ドラム、ボーカルのアップテンポな曲も
会場全員が歌えたりして空気の一体感も素晴らしかったし、


なによりあのトーク力！

なんですか。さだまさしさんとかスガシカオさんのトークが面白くって
ライブやコンサートはそれを目的で行かれる方も多いとか。
そういうのがなんとなく分かってしまうほど
まーーーーーーー、立て板に水の徳島なまり（だと思う。私には関西弁？ってくらいにしか分からなかったけれど）で
繰り出される小ネタの数々。そりゃラジオのゲストに出てきて「喋り足りないわぁ」って言い放っていくだけあるなぁとw
インターミッションとして「スナックふるさと」というコント？があったんだけど
場末のバーカウンターセットと、いかにもなスナックのママ然としたアンジェラさんに
もうそのカットだけでも笑えるのに、出して来たトークが「涙のサンタフェ事件」。
アンジェラ・アキさんは小学生時代に宮沢りえさんに激惚れしてたそうで、
その以来ずっっっっっっっっっっとお慕い申し上げていたのだそうですよ。
部屋の中が四方四面隙間なくポスターだらけだったってだけでも「うわー」って思うのに
好き過ぎてホクロを同じ位置に描いてたっていうくらいだから
なんていうか好きのエネルギーがハンパないというか重たいというかｗ
そしてその好きのエネルギーをいかんなく発揮していた話を絶妙なリズムでお話されて
それだけでも抱腹絶倒なのに、東京に出てきた時にりえさんとたまたま同じお店で飲んで出会ってしまい
喋ることもできずただひたすら号泣していたという、
しかもご本人を目の前にされてほくろの位置が逆だったことにより（ポスターとかは反転するもんね）
「右ーーーーー！」って言っちゃったという
鉄板のネタを惜しげもなくトークしてくれたんですよねｗｗ

ほんと、このトークを聞けただけでもコンサートに誘ってもらって良かったと大感謝してしまいましたん♪

あんな美しい歌を歌える人がこんなトークもできるなんて！というギャップもさることながら
衣装も片方の肩出し、片方の裾は膝上という大変セクシーな黒いドレスにも関わらず
靴は相も変わらずコンバースという出で立ちも良いなぁと思ってきたですよ。

私的にはまっすぐ過ぎる歌詞たちにまったく共感はできなかったけれど
アンジェラ・アキさんという偉大なシンガーソングライターが
そこそこいい年（今年37歳）になるにも関わらず次のステップを踏むために音大へ行くということや
ありったけの気持ちを作曲にぶつけてくるという捻くれてなさに
なんてすごい人なんだろうと改めて思い知らされたところです。

一皮も二皮も向けたアンジェラ・アキさんの新しい音楽が楽しみですね。

と、最後にそれっぽいことだけ書いて私はこれから筋肉少女帯と聴きに戻りますｗ
捻くれてる人間にはまっすぐ成分を取り過ぎると神経が参っちゃうのよｗ

てことでまた明日～☆モイモイ