あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

開かれた対話をしに

2020-01-19 | from:sachiaki
もう日付も変わってしまうような時間に失礼いたしまするぞ。
sachiakiです。

荻窪というか、井荻の近くにできた「ooen」という文化ターミナルな施設(?)にて
「ユルい対話・聞き合い」という哲学的イベントに遊びに行ってきました。



ここではテーマを決めて、そのテーマに対してお話をするための「問い」を立て、
その問いに沿って参加者がお話をするというものなんだけど、
一応ユルくとはいえルールがあって、

・ボールを持っている人だけが話す。他の人は黙って聞く。
・意見をしたい人は手をあげてボールを受け取って話す。
・人が発言している時でも手をあげていい。
・他の人が手をあげても、慌てずゆっくり最後まで話してもいい。
※「ボール」は写真の中にいるシャチのぬいぐるみのことです。

という簡単なルールがあり、
「聞き合い」をするための約束事として以下のものを守るように説明を受けました。

・何を言ってもいい。
・人の言うことに対して否定的な態度を取らない。
・発言せず、ただ聴いているだけでもいい。
・お互いに問いかけるようにする。
・知識ではなく、自分の経験にそくして話す。
・話がまとまらなくてもいい。
・意見が変わってもいい。
・分からなくなってもいい。

こういうルールと約束事があると場が荒れなくて良いんだなぁと思ったのと、
ガチでフリーでいるよりもしゃべりやすいんだなぁって思ってきました。

今回話をしてきたテーマは「育」で、
育つ、育てる、育む、というものを中心に据え、
その中からさらにどんな「問い」を立てるかを決めてお話をスタートするんですけれど、
「育つ・てる・むための環境」をつらつら話をして
大人になってから上京した人もいれば、各地を転々としながら東京に落ち着いた人もいるし、
現在も東京近郊にいる人もいれば、私みたいに生まれも育ちも東京という人もいるので、
田舎と都会のマインドセットの違いなどがそれなりに浮き彫りになったのが面白かったです。
田舎にいると、選択肢の自由さに気づけないが
その分迷わずに周りの人たちに沿ったロールモデルに即して育てていくことができる、とか、
都会にいると自由度が高く選択肢の自由があるので同調圧力がなくて良い、とか。

しかし、当然ながらどちらにも一長一短があり、
どちらが目指すものとして正しいのかというのは一概には言えない
という、モヤッとしたままだと感じる人かもしれないけれど、
オープンエンドの良さがある、参加者それぞれの答えを持ち帰ってモヤモヤできるという
非常に良い感じの対話ができたなと思ってきました。

また、この対話イベントにはコーヒーがついてきて、
西荻にある「SECOND STORY」というコーヒーショップのコーヒーを飲むことができるという
おもてなしがとっても嬉しかったりして。

2ヶ月にいっぺん場所をつらつらと変えながらイベントしているそうなので、
またこの対話イベントには足を運んでみたいなぁって思ってきました。
次は3月にされるそうですよ。

そんな感じ。
気になった人はぜひご一緒いたしましょう。
ということで今日はこの辺にて。モイモイ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする