あも&サチアキの交換日記

どうやら交換日記が続いているようです(祝何年目?

懐古厨ってわけでもないけれど

2016-09-21 | from:sachiaki
なぜかやたらと90年代(とくに95〜989あたり)を最近目にするので
オリジナルラブ、フリッパーズギター、コーネリアス、ときたからには
やはり締めは小沢健二でしょうってPVを見出して
王子のあまりの可愛さに軽い悲鳴が出たsachiakiです。

本当になんでこんな可愛い生き物が生まれてきてくれたんだろう。
もう圧倒的感謝としか言いようがないですね。
サブカルサブカルとアレな言われ方をすることが多いけれど
それでも避けては通れなかった小沢健二。

音楽は好きだけど親からの影響が強くて同級生と話がまったく合わなかった中学生までと
中学生からTMNやaccessやユーロビートやらテクノやらを経て
たどり着いた小沢健二。
あまりの衝撃で音楽には歌詞が大切というものはずっとあったけれど
そんな中で少し教養がないと分からない織り交ぜられたものの濃厚さに
めちゃくちゃ圧倒されて、今度はその楽曲のルーツ探しに没頭し
その気だるい雰囲気にたくさんのことを救ってもらった。

「暗闇から手を伸ばせ」では
夢を見る力なくしていたんだろう?
それでも誰か信じたかったんだろう?

と歌い、

「カウボーイ疾走」では
もう間違いがないことや もう隙を見せないやりとりには嫌気がさしちまった

と歌い、

「ローラースケート・パーク」で
ありとあらゆる種類の言葉を知って
何も言えなくなるなんてそんなバカなあやまちはしないのさ!

と締めくくる。

フリッパーズギターであらゆるシーンの先端を走り、
好き勝手にしていた(ように見えた)暴君オザケンがフリッパーズを止めて
いっさいの不良要素を振り払って再びシーンに立った
最初のアルバムに収録されているだけあって歌詞は意味深だけど、
それでも真っ暗な中で手探りだった16歳の自分には
とてつもない大きな開放感を与えてくれたのは確かだ。

世間的には2ndアルバムになる「LIFE」が「今夜はブギーバック」や「ぼくらが旅に出る理由」が入っているので
そちらの方がポップで有名だし、クラブではかからないことがないアンセムなアルバムだと思うけれど
私はやっぱり1stアルバムの「犬は吠えるがキャラバンは進む」の方が好き。

1stは必然的に少し暗い雰囲気が残った歌詞や曲が多いけれど
2stからは暗い歌詞のままではなくなり「愛し愛されて生きるのさ」や「強い気持ち強い愛」などを通して
やっぱ人間「愛」だぜ!
「愛」しかないんだ!!
って確信を「魔法」という言葉とセットにして放ち続け、
今では 小沢健二=魔法的 ってなっているけれど
やっぱりこの人の究極を歌いたいのは「愛」なのだろうと思ったりする。
まるでビートルズのジョンレノンみたいだ。(言い過ぎか?w)

なんかそんな感じ。

探してみたら自分が行ったことのあるライブの映像出てきたw
小沢健二-ドアをノックするのは誰だ?(LIVE AT BUDOKAN)


私のパスケースの中の写真は長いこと、この時のオザケンが手を胸のところで組み合わせ
祈るように頭を下げている写真だった。
なくしてしまったのが悔やまれる(去年いきなりなくした)。。

私たち世代(今30歳くらい〜45歳)は失われた20年って呼ばれるくらい
経済的損失のデカイ世代で経済の世界で聞く話ではヒドイことばかりだけど
99年という「それでも世界はなくならない」を体験した世代としては
しぶとく生きていかなくちゃならないのだろうね、なんてことを思ったりしたのでした。

ではでは、その"しぶとく生き抜く"ためにも仕事していかないとならないので
そろそろ戻ります。そんじゃーね。モイモイ☆
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