東日本大震災から14年

今年は阪神淡路大震災から30周年の年ですが

今日は東日本大震災から14年目の日となります。

あの時なにをしていましたか？

私はお仕事の打ち合わせに

出かけている最中だったsachiakiです。

この日記でも毎年書いているけれど

あの時はちょうどお仕事の打ち合わせで

新宿三丁目から青山一丁目に向かう地下鉄に乗っていて

ちょうど降りて階段を登ろうとした時に

グラッと足元がふらついて

おや？また貧血起こしたか？って思ったんだけど、

それにしては意識がやけにクリアだし……と

ふと周りを見回したら同じように動揺している人たちがいて

ちょろっと「地震だ」みたいな声が聞こえたんだけど、

ふーん地震だったのかってぐらいで

地上に出てみたらエラい騒ぎになっていて

ピエッてなったんだけど、

ちょうど目の前に止まっていたタクシーを捕まえて

打ち合わせ先を指定して進んでもらおうとしたら

まぁ渋滞に捕まるわ、車に乗ってるのに変な揺れ方はするわで

なんだこりゃ？ってなったんですよね。

で、結局このままでは動かないだろうってことで

タクシーを降りて徒歩で打ち合わせ場所に向かったんですけれど、

打ち合わせの事務所についても

話をしている途中で二度もデカい余震が来て

電信柱がグワングワン揺れてるのを見たりして……。

とりあえず打ち合わせる内容も終わったしってことで

自分の事務所に戻ろうとしたんだけど、

まぁ電車とかも止まってるって話だったので

徒歩で事務所まで戻ることにしたんです。

距離的に1時間も歩くようなところじゃないからね。

明治通りをまっすぐ歩いてる最中、

原宿のディーゼルの前あたりにあった

モニターがたくさん並んでいるウィンドウに

これまたたくさんの人がそのモニターに注目していたので

私もチラ見をしたんです。

それがまさに津波で三陸の街が飲み込まれるところで

現実のものと思っていなかったから

新しい映画のプロモーションにこんなに人が注目するもんかなぁ

なんて呑気に思ったものなんですけれど、

すぐにテロップで「津波」というワードや

リアルタイムで更新されていくニュースが流れてきて

にわかには信じられなかったけれど、

どうやら本当に地震の規模がでかくて

想像以上の津波災害を引き起こしたのだと

それを感じる取れるようになったんです。

人間、フィクションを超えるような現実を目の当たりにすると

それを信じるのって難しいんだなぁって思いました。

その後はテクテクと歩いて事務所付近まで来たところで

私の事務所と斜向かいにあるビルに勤めていた

ダンナ氏ことパンダ氏とも会えて無事を確認し、

退勤のタイミングを合わせて自転車で帰宅したのでした。

東日本大震災は震災そのものの被害も大きかったけれど

むしろその後の方が酷く、

今も疑念や思想で人々が簡単に離れ離れになることを

実感した（している）ところです。

東日本大震災でも手を取り合えなかった私たちが

その後に続く新型コロナ禍で

より分断されてしまったように感じたり。

自然災害に対する人間の脆さを垣間見ているなぁと。

と。

そんな暗くなる話は置いておいて。

あの震災から14年。

これからどう防災していくか、

被災したらどうするか、

そんなことを見直せる日にしたいと思います。

防災リュックの中に下着とか

入れられる余裕ないけれど、どうしたもんかなぁ。

モイモイ