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シロザ・1~中山地区

 中山地区の農道脇に生えている「シロザ(白藜)」。ヒユ科(←アカザ科)アカザ属の一年草で草丈は50~60センチ。茎は直立し大きいものは1メートルを超えるほどになる。ユーラシア大陸原産で古くに帰化したとされており日本全土に道端や畑地に生育している。9~10月に穂状に花を付けひとつの花の直径は2ミリほど。雄蕊は5本ある
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タウコギ

 キク科センダングサ属の「タウコギ(田五加木)」。日本全土の休耕田や湿地などに生育する一年草で葉が落葉低木のウコギに似ていることから名付けられたが、さほど似ているとは思えない。草丈は1メートルを超えるほどにもなるが田の畦などで刈られることが多くせいぜい30~40センチのものが多い。頭花は直径7~8ミリで全て両性の筒状花からなる。開花後は次第に大きくなり直径2~3センチになる。
 さてシンガーソングライターの谷村新司さんが今月8日にご逝去されたのニュースがあった。私が大学3年生の時にクラブ運営費稼ぎのために"チューリップ”のコンサートチケットを売り捌いたことを先月紹介したが、大学2年生の時は日比谷公会堂での"アリスと高木麻早のジョイントコンサート”だった。アリスは1972年に『走っておいで恋人よ』でデビューしたが、その後も特にヒット曲は無く、1969年にウッディー・ウーがリリースしていた『今はもうだれも』をカバーした1975年が私たちがコンサートを企画した年だった。当時はまだ無名と言っても良く『アリスって誰? 純アリス?』という具合で、当時『ひとりぼっちの部屋』や『想い出が多過ぎて』など少し売れ始めていた高木麻早さんとのジョイントで何とかチケットを捌いた。
 しかし私が卒業するまでには『帰らざる日々』『遠くで汽笛を聞きながら』『さらば青春の時』『冬の稲妻』『ジョニーの子守唄』『チャンピオン』などのヒット曲が続き、フォークグループ界のトップランナーとしての地位を築いていった。チューリップもそうだったがその後売れるかどうかわからないタイミングでアリスを選択したのはかなり"先見の明”があったと、当時の仲間たちと良く自慢していたものだ。谷村さんはソロになってからも『陽はまた昇る』『昴ーすばるー』『いい日旅立ち』『サライ』など数々の名曲を発表していった。74歳でまだまだこれからという時だった。心よりご冥福をお祈りしたい。

♪♪今はもうだれも 愛したくないの
  何もかもなくした 今の僕にできること
  さびしさだけが じっとしてる
  とめど流るる涙に ひとつひとつの
  思いでだけが
  今はもうだれも 愛したくないの
(『今はもうだれも』
作詞・作曲:佐竹俊郎 歌:アリス 昭和50年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
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