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ゲッカビジン・1~蕾

 野猿街道"一ノ宮交差点”付近の京王線踏切で電車通過待ちの際に横の工務店前で見掛けた「ゲッカビジン(月下美人)」。道行く人が見られるように置いているのだろう。サボテン科クジャクサボテン属(エピフィルム=Epiphyllum)属の常緑多年草で熱帯アメリカ原産。花期は6~11月で夜に白い花が咲き始め翌朝には萎んでしまう。写真は蕾で横には咲き終わって萎んだ花もあった。できればその"美人”にお目に掛かりたいものだがここは我が家から7キロほどあり夜訪れるのにはちょっと遠い。
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アレチウリ・1~雄花序

 浅川の河川敷に勢力を拡げている「アレチウリ(荒れ地瓜)」。ウリ科アレチウリ属のつる性一年草で北アメリカ原産。日本には昭和時代に輸入大豆などに混入していた種子があっという間に拡がってしまった。特定外来生物に指定されており日本生態学会により"日本の侵略的外来種ワースト100”に制定されている。雌雄異花で写真は雄花序。直径1センチほどで総状に咲く。アレチウリやクズが各地で繁茂しているのを見るたびに、世界各地で急速に進んでいる砂漠化を、これらの強烈な繁殖力を持つ植物で止められないものかと素人ながら思っている。
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コマツナギ・2~果実

 マメ科コマツナギ属の「コマツナギ(駒繋ぎ)」。本州~九州の陽当たりの良い野山や道端に生育している。花期は7~9月で葉腋から長さ4~10センチの総状花序を出し長さ4~5ミリの淡紅紫色の小さな花を咲かせる。果実は長さ3〜4センチの豆果になり熟すと莢が弾けて小さな種子を飛ばす。
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