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アキザキヤツシロラン・9~竹林

 下柚木の竹林で目覚めた「アキザキヤツシロラン(秋咲八代蘭)」。ラン科オニノヤガラ属の多年性菌従属栄養植物で関東地方以西の暖温帯の竹林などに生育している。開花時の草丈は8~9センチで花径は1センチほど。ラン科植物の花被片は6枚だが、本種は背萼片、側花弁、側萼片が合着して筒状になっている。筒の中の下部は唇弁で上部は雌蕊と雄蕊が合着した蕊柱になる。受粉すると草丈はグングン伸びて40~50センチにもなる。花は何度も見ているがやぶ蚊と戦いながら小さな花を見つけるのがこの時期の楽しみになっている。
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アオヤギソウ・2~果実

 小山内裏公園で見られるアオヤギソウ(青柳草)」。シュロソウ科(←ユリ科)シュロソウ属の多年草で8~9月に直径1センチほどの淡黄緑色の花を咲かせる。花色以外はシュロソウと同じで果実も長さ1.5センチほどの蒴果になる。果実には3つの稜がありそれぞれ先端に角がある。
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ホソバヒメミソハギ・2~草もみじ

 ミソハギ科ヒメミソハギ属の「ホソバヒメミソハギ(細葉姫禊萩)」。熱帯アメリカ原産の一年草で関東地方以西の水田などで見られる。一株に出来る種子は30万個以上になりかなり精力を拡げている。駆除するには引き抜くのが効果的なようだ。ここでは綺麗な"草もみじ”を見せていた。
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