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シロバナノダケ・2~中間タイプ

 セリ科シシウド属の「シロバナノダケ(白花野竹)」。ノダケはシシウド属には珍しく暗紫色の花になるが、観察してみると雄蕊の花糸花盤が白くなるタイプがある。更に花弁まで白くなるシロバナノダケも先日確認した。写真は花弁の先端だけに紫色が残っているものでノダケとシロバナノダケの中間タイプと言えるだろう。今まで細かく観察していなかったがノダケにも色々ある。
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フウセンカズラ

 多摩動物公園付近の歩道フェンスに絡んでいる「フウセンカズラ(風船葛)」。ムクロジ科フウセンカズラ属の一年草で7~9月に直径5~6ミリ白い小さな花を咲かせ、果実は直径3センチほどの風船のように膨らんで中に3個の種子が出来る。
 この風船を見ると私は1969年に結成したフォークグループの"赤い鳥”を思い出す。『翼をください』『竹田の子守唄』『忘れていた朝』『河』などを美しいハーモニーで魅了された。私は高校生で、『翼をください』は文化祭、体育祭の後夜祭やキャンプなどで良く歌っていた。グループは1974年に解散しその後は元メンバーが"紙ふうせん”"ハイ・ファイ・セット”などを結成してそれぞれの道を歩んだ。

♪♪落ちてきたら 今度はもっと
  高く高く 打ちあげようよ
  高く高く 打ちあげようよ
  落ちてきたら 今度はもっと
  高く高く 打ちあげようよ
  高く高く 打ちあげようよ
(『紙風船』作詞:黒田三郎 作曲:後藤悦治郎
歌:赤い鳥 昭和49年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
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ヒメミズワラビ

 イノモトソウ科(←ホライシダ科)ミズワラビ属の「ヒメミズワラビ(姫水蕨)」。水田や休耕田などに生える夏緑性シダ植物で草丈は10~30センチ。生育環境が良いと50センチにもなる。沖縄に生育する南方型のミズワラビに対し本種は鹿児島県以北のものを北方型の変種として分けられた。栄養葉は夏に出て羽状に深裂し胞子葉は秋に鹿のツノ状に伸びる。写真では中央に胞子葉が伸びておりその左下に栄養葉が見える。これは当地の愛好家の方が谷戸の休耕田で見つけられたもので当地の公園管理者が確認された。
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