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虫・23~アサギマダラ

 奥高尾"日影林道”で見掛けた「アサギマダラ(浅葱斑)」。タテハチョウ科アサギマダラ属の蝶で、翅の長さは5~6センチ。日本全土から中国やヒマラヤ山脈まで広く分布し長距離を移動する。アサギマダラは10月頃に山から平地に降りてくるので多摩ニュータウンでもたまに見ることがある。
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アキノハハコグサ1・群生

 キク科ハハコグサ属の「アキノハハコグサ(秋の母子草)」。東北地方以南の陽当たりの良いやや乾いた山野に生育する一年草で草丈は50~60センチ。9~10月に茎の上部に淡黄色の頭花を多数咲かせる。ハハコグサも稀に秋に咲くが、それは秋に咲くハハコグサでありアキノハハコグサではない。当地の『由木の植物目録2022』には、2000年代まで長池公園・小山内裏公園の法面草地に生育していたがいずれも消滅したと記載されており、その著者によるとアキノハハコグサは一時期群生を作るが数年後には一株残らず消えてしまうという。私はこの時期になるとどこかに無いものかと探していたが、あまりにも漠然としており半ば諦めていた。ところが先日、地元の愛好家が群生を発見されたとの朗報があり、すぐに駆けつけやっと実物を見ることができた。一目見ただけでハハコグサとは全く別物だというのがわかる。さてここでこれから何年見られるだろうか。
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アレチウリ・2~雌花序

 ウリ科アレチウリ属の「アレチウリ(荒れ地瓜)」。北アメリカ原産のつる性一年草で当地では河川敷や陽当たりの良い野山で勢力を伸ばしている。雌花は直径4~5ミリで雌蕊の柱頭は3裂している。写真の左に見えるのは雄花で直径は1.2~1.5センチ。これは浅川河川敷のもの。
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