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リンドウ・6~小宮公園

 小宮公園で咲き始めた「リンドウ(竜胆)」。リンドウ科リンドウ属の多年草で北海道~九州の陽当たりの良い場所に生育する。草丈は20~50センチで大きくなると1メートルにもなる。花期は9~11月で茎頂や葉腋に直径2.5~3センチの釣鐘状の花をやや上向きに咲かせる。花冠は5裂し裂片の間には副花冠がある。花冠の裂片には緑色の小さな斑点がある。2年前に岩手生物工学研究センターが、この斑点は成熟した葉緑体を含む表皮細胞で作られており一般的な植物の葉と同じように光合成を行っていると発表した。同センターによると、花びらの光合成で得たエネルギーで花を長持ちさせているのではないかとしていた。
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コシオガマ・7~よこやまの道

 "よこやまの道”の道端で見られる「コシオガマ(小塩竈)」。ハマウツボ科(←ゴマノハグサ科)コシオガマ属の半寄生一年草で陽当たりの良い草地に生育する。草丈は20~50センチで全草に腺毛があり触るとベトベトする。花期は9~10月で花冠は筒状で三角テントのような形になる。コシオガマは環境が合うと群生するが、数年経つと消滅してしまうことが多い。ここでは数年前にはかなり拡がっていたが今は数株しか見られない。小山内裏公園外周でも以前群生地をロープで囲って保護していたが、今年は1株しか生えていない。昨年、大群生が見られた堀之内東山はぐくみの森緑地では今年は全く出現しなかった。
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