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センブリ・5~小仏城山

 奥高尾"小仏城山”の巻き道で咲き始めた「センブリ(千振)」。リンドウ科センブリ属の二年草で陽当たりの良い草地や林縁に生育している。全草を乾燥させたものが生薬の“当薬”で、この葉を齧ると強烈な苦みがあり千回煎じても(=振り出し)まだ苦みがあるということで名付けられている。物好きな私は飽きもせずこの葉を何度も齧っている。
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セキヤノアキチョウジ・4~奥高尾

 奥高尾"逆沢作業道”で見つけた「セキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁子)」。キク科ヤマハッカ属の多年草で関東地方~中部地方の山地のやや木陰に生育している。9~10月に総状花序を出し花軸の片側に長さ2~3センチの小花を多数咲かせる。
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キクイモ・2~果実

 浅川の河川敷に生えている「キクイモ(菊芋)」。キク科ヒマワリ属の多年草で北アメリカ原産。果実は長さ6~7ミリの細長い痩果が集まった集合果になる。私はキクイモを見るとイヌキクイモかどうか判断するのに舌状花の枚数を数えていた。"帰化&外来植物見分け方マニュアル950種”には『原産地の北アメリカでは交雑種が多数知られ分類が混乱している。我が国でも整理したところイヌキクイモはキクイモの一形態ということで軟着陸を見ている(イヌキクイモは茎の下部に毛が無く、葉のほとんどが対生する)。』と記載されている。それであればこれからはキクイモとイヌキクイモの区別に悩まずに済みそうだ。
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