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アキノハハコグサ・8~若葉

 キク科ハハコグサ属の「アキノハハコグサ(秋の母子草)」。陽当たりの良い山野のやや乾いた場所に生育する一年草~越年草で9~10月に茎の先端に淡黄色の頭花を多数咲かせる。アキノハハコグサは都内では2000年代を境に急速に減少し区部では絶滅したとされている。多摩地域でも絶滅危惧ⅠA類(CR)でごく近い将来に絶滅の危険性が高いと考えられている。当地の専門家によれば以前、小山内裏公園付近の林縁に群生していたものがその後消滅したという。アキノハハコグサは一時期群生を作るが数年後には突然消えてしまうようだ。ここでは去年小さな群生になっており花を初めて見ることができたが、今年も写真の芽生えが10数株見える。今年は何とか花が見られそうだ。
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ハナイバナ

 長池公園“中央園路”に生えている「ハナイバナ(葉内花)」。ムラサキ科ハナイバナ属の一年草~越年草で日本全土に分布している。直径2~3ミリの小さな花は春から秋まで咲き続けている。写真は果実で4分果になりひとつの直径は1ミリほど。
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ヒメハギ・5~果実

 ヒメハギ科ヒメハギ属の「ヒメハギ(姫萩)」。4~6月に長さ1センチほどの小さな花を咲かせる。果実は直径7~8ミリの扁平形で2室ある。中にひとつずつ長さ3ミリほどの種子が入っている。これを採取して庭の隅に植えてみよう。
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